空は見ていた。愛おしい者をなくしひっそりと沈んだ貝を・・・。昼はそこにいるはずの者を探す道しるべに夜はひっそりと休まる場所を温める月明かりを照らした幾度も波にのまれては空が映し出す蒼を頼りにゆっくりと、しかし確実に進む貝空は見ていた。貝が愛おしい者を見つけ出すその瞬間(とき)を。貝が見つけだした愛おしい者。それは全てを包み込む空と全てを洗い流す海。そして全てを受け入れる自分自身。小さな別れが生んだ......
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旦那と犬2匹と暮らしています。
新米若妻主婦ですが
作った料理を忘れないように
ここに残したいと思って始めました♪
みなさんのも見てお勉強させてくださいね!!