桜木紫乃「硝子の葦」本

桜木紫乃「硝子の葦」本
  1. おいしそう!

ラブホテルを経営する幸田喜一郎の妻、節子。もともとは節子の母親が喜一郎の愛人だった、という衝撃の設定。 そして節子の周りで起こった事件と、母親の失踪。 ミステリーではあるけど、殺人トリックやその犯人探しはいっさい出てこないです。 トリックらしきものが最後に出てきて、鳥肌たちましたが。 描かれるのは、節子という女性です。 そして節子の周りの女たち。 桜木紫乃作品らしく 女性の描かれ方に凄みがありま......

tomorinさん

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冷房病で体調を悪くしてから 料理や健康に興味を持つようになりました。 薬膳勉強中です。