前回、梅雨時の養生とおすすめ食材についてお話しましたが、
今日は今が旬でむくみ解消や肝臓の働きを助けてデトックスにもなる
枝豆を使ったお豆腐をご紹介。

下ごしらえがちょっと手間ですが、
見た目も涼やかで香りのよい一品です。

*枝豆はさやをむくと、半分くらいの重量になります。

 100g分のお豆のためにはさや付きで200〜150g用意しておくといいでしょう。

えだまめ豆腐

◎デトックス翡翠豆腐(全量218kcal)

【材料】流し缶1台分(6〜8人分)

A枝豆(むいた状態):100g
A水:50ccプ
絹ごし豆腐:100g
水:200cc
昆布茶:小さじ1/2
粉寒天:4g

*かけ汁
出汁:大さじ3
薄口醤油:小さじ2
味醂:小さじ2

<作り方>

①枝豆は柔らかめに茹で、さやと薄皮をむく。
 Aの水と合わせ、ハンドブレンダーかフードプロセッサーでペースト状にする。

②粉寒天を分量の水に振り入れて火にかけ、かき混ぜながら煮溶かす。
 ふつふつとしてきたら弱火で1〜2分加熱する。

③1の枝豆ピュレ、②の寒天液、絹ごし豆腐、昆布茶を合わせて
 ハンドブレンダーでなめらかになるまで混ぜる。
(ボールに合わせてホイッパーで混ぜてもきれいに混ざります)

④水で濡らした流し缶(または角形バットかタッパー)に流し入れ、
 粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。

⑤かけ汁の材料を合わせて600wレンジに1分かけ(味醂のアルコールを飛ばすため)
 冷ます。
 食べやすく切った枝豆豆腐にかけ汁をかけてどうぞ!

 お好みで大葉をトッピング♪

えだまめ豆腐2

枝豆は大豆の未熟なものですが、栄養や作用は大豆とはまた違います。

薬膳では利湿や健脾の作用があり、梅雨時に弱りやすい脾の働きを助け
水分代謝をよくするので、この時期おすすめの食材です。

豆腐は体にこもった熱を冷まし、やはり「脾」の働きを助けるので
これから夏にかけて良い食材のひとつ。

潤いを補う作用もあるので、体の水分が失われがちな夏にぴったりですね。

枝豆には糖質をエネルギーに変えるビタミンB1
肝臓の働きを助けるアミノ酸のメチオニン
塩分の排出を助けてむくみ解消によいカリウムを多く含むので、
夏場のデトックスにも最適です。

<薬膳の基本>梅雨の薬膳〜脾〜

<本日の薬膳食材>

 枝豆


味:甘
性質:平
帰経:脾・胃・腎
分類:利湿


 豆腐

味:甘
性質:涼
帰経:脾・胃・大腸
分類:清熱

<薬膳の基本>食材の五味・五性・帰経


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