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じっくり味わいたい和食のおかずといえば、煮物。
筑前煮や、肉じゃが、そしてがんもどきの含め煮。
だし汁の深い味わいは、
カラダに疲れを感じるとき、
じんわりと、身体を癒してくれる日本の味ですね。

素敵な友達のひとりに、
毎日がんばる旦那さんを気づかって、
さりげなく、身体のことを考えたお料理を作る女性がいます。
彼女の心配りに触れると、
いつもお料理に心を込めるという、
欲張らず、何気ない日常を楽しむという
私が思う、幸せの基本に立ち帰りたいと心から思います。

だから、今回は、そんな気持ちのままに、
料理の基本、だし汁にこだわった煮物、がんもどきの含め煮を
作ってみました。

だし汁は、生姜あんかけにしてみたり、
柚子や胡麻、味噌、旬の青菜を入れてみたり、
ベーシックだからこそ、活かせるアレンジレシピが
どんどんわいてきました。

これからは、もっと丁寧に素材と向き合ってみよう。
そんな気持ちになるお料理でした。

■レシピ
がんもどき   3個
青ネギ  1本
<合わせだし>
だし汁   200 ml
酒 大さじ1
醤油 大さじ1
みりん 大さじ 1
砂糖 大さじ 1
塩 少々

1  がんもどきは熱湯をかけ、油抜きをし、ネギはみじん切りにする。
2 鍋に合わせだしと、がんもどきを入れて強火にかけ、煮立ったら火を弱め、12分程煮含める。
3 器に盛り、青ネギを飾る。

■ポイント
・時間のあるときは、がんもどきとだし汁を入れ、3分程弱火で煮た後、砂糖を加えて3〜4分程弱火で煮る。残りの調味料を加え、ごく弱火で10分程、ゆっくりと煮含める。(*素材の大きさによる)
・白菜を加えて甘みを加えたり、ホウレン草、春菊など、旬の青菜を加えてもよい。