筑前煮.JPG













こんにちは。
アレルギーっ子のレシピを連載中のKaeです。


今回ご紹介させていただくのは、
あと味すっきり!基本の筑前煮です。

筑前煮は定番の家庭料理ですが、
ニガテな子も多いと聞きます。
特に食物アレルギーがある子は、和食中心になりやすく、
煮ものを食べさせるのに苦労するとよく聞きます。


息子は2歳まで大豆アレルギーがあり、
大豆しょう油ではなく、秋田の魚醤「しょっつる」を使っていました。
3歳になり、ようやく大豆しょう油が使えるようになりましたが、
煮ものは全然食べてくれません。


なぜ食べないのか。
何が嫌なのか。
いろいろ分析した結果、一番イヤなのは後味でした。
他にも「油っぽい」「野菜がクニャッとしてて気持ち悪い」「噛みにくい」などなど。

具材は一度湯通しする。具材を油で炒めない。
これらを解決する作り方にしたら、
食べてくれるようになりました♪

後味すっきり!基本の筑前煮、
よかったら作ってみてくださいね。


■材料(2人分 子どもなら4回分)*冷蔵庫3~4日

・鶏もも肉 1枚 (250g)
A 具材
・にんじん 中1本
・さといも 4個
・ごぼう 1/2本
・しいたけ 小4枚
・こんにゃく 1/2枚
・いんげん  4本


B 合わせ調味料
水 400ml
しょうゆ、みりん 各50ml
砂糖      大さじ1



■作り方
【下準備】
・鶏肉は一口大に切る。にんじん、さといもは一口大の乱切りにする。ごぼうは4㎜幅の斜め切りにする。しいたけは軸を切る。こんにゃくはスプーンで一口大にちぎる(味ののりがよくなる)。


2 鍋にたっぷりの湯を沸かし、Aの具を入れ、沸騰したらざるに上げる。同じ湯に鶏肉をサッとくぐらせ、水にとり水気をふく。


4 別の鍋にBの調味料を合わせて中火にかけ、2の具を入れて落し蓋をする。煮立ったら弱火におとし、10分ほど煮る。


5 野菜が柔らかくなったら、2の鶏肉を加え、再度落し蓋をして5分ほど煮る。



★ポイント
・筑前煮はだしがいりません。たくさんの根菜類と鶏肉、椎茸のうまみで味を作ります。
・すっきり味に仕上げるポイントは具材を湯通しすることと、油で具を炒めないことです。
・子供が食べにくいときは、小さく切ってあげると、よく食べます。
・あまった具材は、小さく刻んで和風チャーハンやつくね、袋煮、混ぜご飯、汁ものに入れても美味しいです。