スペシャルアンバサダー レシピ&コラム かな姐さん
毎日お役立ち!かな姐さんが、ごはんがすすむ、お酒がすすむ簡単なスパイスレシピ&食卓の楽しみ方をご紹介!

お弁当おかず◎冷めても美味しいパプリカチキンのトースター焼き

2021年1月18日

こんにちは!かな姐です。

今月も引き続き【スパイスで好き嫌い解消チャレンジ!苦手な食材をおいしく克服しよう】というテーマです。



今回はお弁当編ということで、お弁当にもおすすめの、冷めてもおいしいお肉おかずをスパイスで美味しくアレンジして作ってみました。


苦手なお肉=我が家の場合は鶏もも肉!

鶏肉自体は苦手ではないのですが、こってりとしたもも肉はあっさり好きには少し食べにくくて、特に皮の食感は好きではないかなぁ・・・


鶏もも肉を美味しくするコツはいくつかありまして、まず一番大事なのは余分な脂肪を取り除くこと。

デパ地下などで売っている地鶏などはそのままでもおいしいですが、一般的なスーパーで100g98円くらいで売っている鶏もも肉は、買ってきてそのまま調理してもおいしくないのです。

まずやることと言えば、鶏肉のお掃除から!


ぶよっとした部分や、はみ出た脂肪部分を切り取り、軟骨などもあれば丁寧に切り取ります。

その後、キッチンペーパーで余分な水分を押さえると、鶏肉のにおいが軽減されます。

ここまで出来たら調理開始!今回はまるまま1枚、切らずにトースターで焼きますので、厚い部分に包丁を入れて、全体の厚みが均一になるようにしておきましょう。


皮の部分は味がしみ込みにくいし、焼いているときに縮んでしまうので、フォークで突いて穴をあけておきます。

ここに塩、胡椒を振っていきますが、どの部分を食べてもおいしいように、端っこ、真ん中、均一に塩をまんべんなく振ることが大切。


裏表まんべんなく振りかけます。今回は味付けは塩だけになるので塩加減、重要です!

今回のポイント3つ目!風味づけに使ったのは、パプリカです。

オレンジ色のきれいなスパイスですが、見た感じはトウガラシのようなので辛そうに思うかもしれませんが、辛味はほとんどありません。


少し甘酸っぱいような、トマトを粉末にしたかのようなうまみも感じます。

そこまでクセは無いスパイスですので、たっぷり振りかけても全然大丈夫!

色が鮮やかになって美味しそうな見た目と、ちょっと異国風のエキゾチックな香りも食欲をそそりますよ。

トースターで焼くだけなのでめっちゃお手軽です!


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【パプリカチキンのトースター焼き】

材料(4人分)

・鶏もも肉 2枚(600g)

・塩 小さじ1

・胡椒 少々

・GABANパプリカ<パウダー> 小さじ2


作り方

1)鶏もも肉は余分な脂肪を切り取り、厚い部分に包丁を入れて開き、厚みを均一にする。フォークで皮目を数か所突いて、両面に塩、胡椒を振って手でなじませる。

2)トースタートレイにアルミホイルをしき、1の鶏肉の皮を上にして並べる。表面にパプリカパウダーを振りかける。

3)オーブントースター、250度で15分焼き、粗熱が取れたら食べやすい大きさに切り分ける。


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※写真は、お弁当箱にご飯を敷き詰め、大葉を乗せてから切り分けた鶏肉を乗せました。


丁寧に鶏もも肉をお掃除することや、きちんと塩こしょうを振ること、そして風味づけに使ったパプリカパウダーのおかげで、鶏もも肉が苦手な娘たちも全員美味しく食べられました!

苦手な方もそうでない方も、ぜひお試しくださいね。



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井上かなえ(かな姐)さん

料理研究家。野菜ソムリエ。忙しくても手早く作れてきちんと美味しいレシピが支持されている。

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