T-bonesteak


料理研究家のHiguccini(樋口正樹)です。肉の中でも、スペアリブ、手羽先、骨つきカルビなど、とにかく骨つき肉が大好きです。骨のまわりは旨味がしっかりあって美味しいし、見た目もワイルドで、食べ応えも抜群。そんな骨つき肉なかでも、牛肉のTボーンステーキは左右にフィレとサーロインが並び、欲張り度が高い最強部位のひとつ。今回はそんな素敵なTボーンステーキをシンプルに焼きました。

T-bonesteak

今回入手したTボーンは写真左側のフィレが少なめなのが残念ですが、厚みが3cmほどあって550g。1でもペロリといただけるボリュームです。

<材料>1〜2人分
・Tボーンステーキ肉(アメリカンビーフ)約550g
・塩 小さじ1/2
・サラダ油 適量
・岩塩 少々
・黒胡椒 少々

T-bonesteak

<作り方>

1)Tボーンステーキ肉は冷蔵庫から取り出し、室温で2時間ほどおいて常温に戻しておく。焼く直前に塩をまんべんなくふって、軽くすり込む。

2)グリルパンを強火で十分に熱したら弱火に変え、サラダ油をハケで薄く塗ってから、Tボーンステーキ肉をおく。片面5分ずつ焼いたら、一度バッドに取り出して、アルミホイルをかぶせて10分ほど休ませる。

3)グリルパンをキッチンペーパーで汚れを拭き取り、強火で十分に熱し、サラダ油をハケで薄く塗ってから、強火のままで片面2分ずつ焼いて焼き目をつける。

4)まな板に移し、5分休ませたら、骨に沿って肉を切り離し、食べやすい大きさに切る。岩塩、黒胡椒をふって仕上げる。


焼き加減は好みにもよりますが、表面はしっかり香ばしく、中はほんのり赤いミディアムレアな状態が好き。焼きたてをすぐ切って食べたいけど、ちょっとだけ待つことで、中の肉汁が落ち着いて美味しく、少し冷めても美味しさもある程度は持続するので、ゆっくりお酒とともに楽しめますよ。