アメリカ料理！チキンガンボ
2014-06-27 公開
ガンボとはアメリカのルイジアナ州が発祥とされるスープのようなシチューのような煮込み料理で、テキサスの南東部でも一般的な料理です。
そのまま食べるとスープで、ごはんにかけるとシチューって感じかな。
ガンボ（Gumbo）はオクラを意味する言葉で、本場のガンボにはたっぷりのオクラが入っています。
でも入ってなくてもガンボって呼ばれるらしい。
（肉じゃがなのにじゃがいも入ってないみたいな感じかな？）
オクラを煮込むのでスープのトロトロ感が半端ないのですが、このトロトロ感が大好きでハマる女性も多いと聞きます。
このオクラのトロトロのぬめり成分はガラクタン、アラバン、ペクチン、といった食物繊維で、整腸作用やコレストロールの低下、便秘解消などにも効果的です。
ということで、本日はチキンガンボです。
バターを使うと焦げやすくなるのでオリーブオイルと小麦粉を焦がさないようにじっくりと煎り、ルーから作りました。
チキンガンボ
【材料】4人分
鶏もも肉・・・1枚
塩、こしょう・・・各適量
玉ねぎ・・・1個
セロリ・・・2本
（ピーマン・・・2個 今回入れてないけど、入れるとさらに本場っぽいです。）
ニンニク・・・1片
トマト缶（ダイスカットが使いやすい）・・・1缶
オリーブオイル（またはサラダ油、ラードなど）・・・大さじ3
薄力粉・・・大さじ3
オクラ・・・5、6本
コンソメスープ・・・1個
水・・・1.5カップ
★リーペリンソース（またはウスターソース）・・・小さじ2
★パプリカパウダー・・・小さじ1
★タイム、オレガノ、クミン・・・各5振り
★チリパウダー、またはカイエンペッパーなど・・・3振り〜お好みの辛さで
★レモン、またはライム汁・・・小さじ1
ごはん・・・4杯
パセリ・・・あれば
【作り方】
1．鶏もも肉は皮を剥ぎ、一口サイズに切り、塩こしょうを振りかけ焼いておく。
2．玉ねぎ、セロリ、（ピーマン）は粗めのみじん切りにする。
3．フライパン、または鍋にオリーブオイル、小麦粉を加えて中弱火にかけ、焦がさないように木べらで絶えずかき混ぜる。（15〜20分くらい）ミルクチョコレートのような茶色になればOK!（味見をして焦げたような味がしたらやり直して下さい。）
4．そこへみじん切りにした玉ねぎ、セロリ、（ピーマン）の順に加えて炒め、しんなりとしたら、焼いておいた鶏肉、トマト缶、コンソメスープ、水を加えて煮立たせ、灰汁を取りながら蓋をして20分ほど煮込む。
5．★印の調味料と塩、こしょうを加えて味を調える。
6．5ミリ幅に切ったオクラを加えて5分ほど煮込む。
7．お皿にごはんを盛りつけガンボをかけてお召し上がりください。
美味しいー！！
スパイスの風味豊かな味わいと、スープのとろみ感が最高です。
オクラやトマトが入って夏バテ防止にも効果がありそう！
夏シチューっといった感じでしょうか。
ケイジャンシーズニングというのがあって、パプリカ、ガーリック、唐辛子、オニオン、オレガノ、タイム、クミン、コショー、セロリシード、その他数種類のスパイスが絶妙なバランスで配合されてるのが売っているので、それがあると味付けが簡単にできます。
どうぞお試しください〜。
