今日のカレーは
「鰻のカレー」です。
…ゲテっぽい?
いや、ちゃんと美味しく食べられる一皿につくりましたよ。
本当に(笑)
日本の夏を代表する食材ですので、なんとかこのブログでも使ってみたいと思っていました。
とは言え、街で売っている鰻の蒲焼をカレーに入れることは簡単でも、
「ただ入れただけじゃないの?」「別にカレーにする必要ないじゃない?」「そのまま食べたほうが美味しいんじゃないの?」という出来になってしまったのでは作る甲斐がありません。
それに、醤油とみりんや砂糖で味付けた蒲焼をカレーに入れるのも邪道すぎるかと…
でも、考えてみれば、昨日までの”自称沖縄フェア”で散々、黒糖を使い倒しておきながら何を今さらという話です。
それに「タマネギとショウガのカレーソース」はコクと甘味がありながらもスッキリとして、なんだか蒲焼のタレにも似た味わいです。
…もしかして、意外と美味しいんじゃないのか…という気がしてきました。
実際、「タマネギとショウガのカレーソース」は以前に鮭と合わせたこともあるくらいなので、魚との相性は悪くなさそうです。
とまあ、そんな紆余曲折を経まして、
カレーソースの中で市販の蒲焼を馴染ませ、隠し味に鰻のタレも投入。
なんとなく合わせたら美味しそうな気がしたのでホウレン草も追加。
(栄養学的にも、鉄分やビタミンAが多い同士のいい組み合わせ?)
最後に、「う巻き」(鰻入り玉子焼き)からの連想で、半熟オムレツをトッピングいたしました。
まぁ、邪道は邪道ですが、こういうのもたまには悪くはないですよね。
★材料
(1人分)
鰻の蒲焼(市販のもの)
食べたいだけ
鰻のタレ(蒲焼についてきたもの)
少々
玉子
1個
ホウレン草
食べたいだけ
タマネギ
1個
新生姜
食べたいだけ
黒糖
適量
コンソメ
適量
塩
適量
コショウ
適量
その他、お好みの香辛料(市販のカレーパウダーとチリペッパーなどでok)
適量
★作り方
(1時間以上)
1.
1. タマネギは16等分のくし切りにし、レンジで加熱する。
鍋に水を張り、タマネギとコンソメ、黒糖を加え、一旦煮立てた後、弱火で1時間以上煮こむ。
みじん切りにした新生姜を加え、10分ほどさらに煮込む。
火を止め、塩、コショウ、お好みの香辛料で味を整える。
2.
鰻の蒲焼は、魚焼き器やグリルで表面を軽く炙る。
ホウレン草は下茹でし、固く絞って、食べやすい長さに切る。
3.
1に2の鰻とホウレン草を加え、味をなじませる。
鰻のタレを隠し味程度に加える。
4.
溶き卵にコンソメを溶いた水または湯冷ましを2:1程度の割合で加え、半熟オムレツを作る。
5.
ご飯に、カレーソース、ホウレン草、鰻を盛りつけ、4のオムレツを乗せる。
蒲焼は事前にグリルで炙ると香りが良くなります。