シンガポールにフードコートはいたる所にありますが、このタンユエンを出している所はあまりなかったので、わざわざチャイナタウンまで、食べにいっていた時期もありました。 でもそのうち、スーパーで冷凍で売られるようになり、嬉しくてフリーザーに常備するようになった私のお気に入りのデザートです。 パンダンリーフといって、独特の甘い香りがする葉を煮出して おさとうでちょっと甘くした汁と一緒におだんごをお口に放り込みます。 餅粉で作ったおだんごの中には、黒胡麻、落花生、こし餡が入っていて、お口の中に入れてアグッと噛んだ時に、中身がクチュッと出てくるのがたまりません!
今回は寒い季節に体が温まるように、スライスして1~2日お日様の下で乾燥させた生姜を煮出して甜菜糖でほんわりと甘みをつけたお汁にしてみました。 落花生と胡麻をすりおろすのが面倒でしたら、市販のこし餡だけ入れて作れば、10分でできちゃう簡単レシピです!
★材料
(5人以上分)
餅粉
100g
水
80g
黒胡麻
大さじ3
落花生
20g
こし餡
30g
甜菜シロップ
小さじ2
水
700g
干し生姜
3~4枚
甜菜糖
大さじ3
★作り方
(5~15分)
1.
干し生姜を700ccの水で5~10分ほど煮出してから、甜菜糖を加えておつゆを作っておく。 黒胡麻と落花生はそれぞれすり鉢で擂って甜菜糖小さじ1づつ加え、6個づつボール状にする。 こしあんも6等分してボール状にする。 餅粉に、水を少しづつ加えて、こねる。 18等分して中の具を包み込む。 沸騰したお湯で茹でる。 浮かび上がったら取り出して生姜シロップに移し、器に盛り付ける。
*甜菜シロップの作り方 : 甜菜糖100gと水70gを半量になるくらいまで煮つめてから、レモンなどの柑橘類を数滴入れて混ぜ合わせる。
餅粉がない場合は白玉粉に変えて作ることもできます。
餅粉と水をこねたかたさは耳たぶくらいがちょうどいいです。
甜菜シロップの代わりに、メープルシロップを使ってもいいでしょう。