初めてでも大丈夫!
捏ね時間10分発酵時間5分の超簡単ベーグルです。 さくっと朝食に作れますよ♪
※簡単成型方法も追記。
★材料
(2人分)
強力粉
300g
ドライイースト
3~5g
砂糖
18〜20g
塩
3g
お湯 (40~50度位)
180ml
茹でるお湯用の蜂蜜orモルトor砂糖
適量 (参考:20cmの鍋に8割程度のお湯で蜂蜜大さじ3〜5)
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■湿気の多い季節と、液体やペースト状の物を混ぜる時はお湯を減らして下さい。 もしくは、強力粉を打ち粉にして少しずつ粉を増やして下さい。
■沸騰したお湯は絶対に使わないで下さい。
■寒い時期は休ませている間に温度が下がってしまって発酵不足になりがちので、お湯を張った大きめのボウルを下に置いてクッキングシートの上からラップをかけて生地を休ませてください。
■つやっつやにしたい場合は茹でる(ケトリング)時に蜂蜜か砂糖を使ってください。モルトは焼き上がりが綺麗になります(モルトはパウダーでもシロップでもOKでした)。重曹にするとプレッツェル風ベーグルになります。
■粉物でもお湯に溶ける材料の場合は混ぜるお湯に溶かしてしまうと均等に混ざるので楽ちんです。(マーブル等別の目的がある場合は後から入れてください)
■捏ねる時の力が足りないと硬くなったりうまく発酵しないので、思いっきり力を使って下さい。手で10分捏ねるのがきつい場合は厚手のビニール袋に入れてうどんの要領で足でもOK!捏ねるとこだけHBに任せてもOKですよ!
■イーストを減らしたい場合は、新鮮なドライイーストであれば3gまで減らせます。ただその場合は置き時間を5分ではなく10~20分置いてください。合計作業時間は45分~1時間位になると思います。参考まで。
■自作の天然酵母等を使う場合は必要量が変わります。単純に5gで置き換えできないのでご注意ください。液状の場合は入れる分の水を減らし、大体小麦粉の30〜40%から様子を見てください。乾燥した物でドライイーストと同量で置き換え可能と謳っている物の場合でも2~3g程度から様子を見てください。
★作り方
(15~30分)
1.
ボールに強力粉を入れ、真ん中にドライイーストと砂糖を入れ、端っこに塩を入れたらお湯を真ん中から注いで菜箸で軽くまとまるまで混ぜる。
混ざったら手で10分くらい力強く捏ねる。
ここで捏ねが足りないと硬い生地になってしまう。
全体的に粉っぽさがなくなったら4等分にして丸めてクッキングシートを敷いた鉄板の上に並べ、更にクッキングシートをかぶせて4~5分休ませる。
2.
生地を休ませている間に・・・
①オーブンを200℃に温めておく。
②お湯を沸かし、茹でるお湯用の蜂蜜を入れておく。
※蜂蜜大さじ4を入れてお湯の色がほんのり茶色になる感じ。
※艶が出る順
砂糖>蜂蜜>モルト
※焼き色が綺麗な順
モルト>蜂蜜>砂糖
3.
お湯が沸いたら生地を平らに伸ばして、端から丸めて棒にし、円にして端をもう片方の端で包み、繋ぎ目をぎゅっとつまむ。
成形できたら、沸騰していないお湯で片面1分くらいずつ両面茹でる。茹だったらクッキングシートを敷いた鉄板の上に良くお湯を切って並べる
※フライパンの場合は、カットしたクッキングシートに1個ずつ置き、シートごと茹でる。
※ゴマやチーズなどを表面に付ける時はここで乗せる。
4.
200℃にしておいたオーブンで12~15分焼いたらできあがり。
5.
生地を休ませている間に、使った道具を全部洗えますよ♪出来上がったときには片付けも終わってるのは気持ちいいですよねっ♪
6.
【形を作るのが苦手な方へ】
成型する時に丸めた生地を潰して端を伸ばして裏に丸め込んでから穴をあける方法でもOK
手で細長くして片方の端を平べったくし、もう片方を包み込んで円にしても◎邪道ですが意外とOK
7.
【棒状から丸めて形を作るには】
まず分けた生地を切り口を内側に丸めて、平らに伸ばします。
端からくるくる丸めて棒状にします。そしてくるっと丸めて片方の端を広げてもう片方を差し込んでくっつけます。
8.
【モチモチ感を抑えたい場合】
強力粉250g、薄力粉50gで合計300gにしてみてください。
後の作り方は同じです
9.
※茹でるお湯の量はベーグルの横から見て真ん中より上であれば基本問題ありません。 ベーグルが少し浮く方が底にくっつかない。
※茹でる時に入れる砂糖を「重曹」に変えるとあら不思議!ドイツのプレッツェルのようなパンになりますよっ!
10.
【うまく行かないなぁという場合はここから先のQ&Aをお読み下さい。】
11.
【べちゃっとする】
考えられる原因
①水分が多い。
↓
雨の日など多湿な日は粉が水分を含んでいるので分量通りだと水分が多くなります。その場合はお湯を少なめにして下さい。もしそれが難しかったら強力粉を打ち粉のようにして調節して下さい
②アレンジで液体やペースト状の物を混ぜている
↓
その水分を減らして下さい。場合によっては20ml位減らしても大丈夫です
12.
【硬い場合】
考えられる原因
①コネる力が足りない。
↓
力が足りなければ時間を長めにして下さい。
②休ませる時に温度が下がり過ぎてて発酵不足。
↓
手順2で50度~60度のお湯を張ったボウルを下に置いてみて下さい。
③茹で時間が短い。
↓
沈んでいても上手にひっくり返して表裏両方茹でてください。
④茹でる湯に入っている砂糖/蜂蜜/モルトが足りない。
↓
砂糖/蜂蜜/モルトの量を調整して下さい。
⑤ドライイーストが古い。
↓
新しい物を使いましょう。どうしても今ある物を使いたい場合は予備発酵をしてから材料の中の湯をその分減らして下さい。
ただし、予備発酵をすれば100%うまく行くというわけではないです。また、その場合は30分では出来あがらなくなります。。
⑥アレンジで粉物を入れたから水分が足りなくなった。
↓
水分をすこーし足してください。その方が捏ねやすくもなりますし焼き上がりがカチカチになる事を防げます。
13.
【焼きあがると割れてしまう】
「硬い」の原因と殆ど同じですがその他に
①成型するときにつるんとさせていない。
②茹でる時(特にひっくり返す時)に道具が当たって傷を作った。
上記2点も加わります。成型した後の生地の取り扱いには充分ご注意下さい。
どうしても上手く行かない場合は茹でる際にフライパンではなく鍋を使いましょう。そしてお湯の量を生地が浮く位に増やし、カットしたクッキングシートと一緒に鍋に投入してシートの端を持ってひっくり返すと傷が付きにくいですよ。
14.
【焼きムラが…】
考えられる原因
①茹でる湯に入っている砂糖等が足りない。
↓
砂糖/蜂蜜/モルトの量を調整して下さい。
②成型するときにつるんとさせていない。
↓
なるべく成形時点でつるんとさせるように頑張ってください。。
③オーブンがうまく全体的に温まらない。
↓
オーブンの温度を高めに設定してみて時間を調整してください。
③の場合のみオーブンの個性になってしまうので試行錯誤が必要だと思います。
15.
■ホームベーカリーを使う場合■
機種や特性にもよりますが、HBでも可能です。HBでも10分捏ねている方が多い印象ですが、5~6分に短縮している場合もあるようです。
大体5分以降は、生地の状態を見ながら滑らかになったら止めてください。
ワンポイント1
雨の日は湿気が多いので水を少なめにしてみて下さい。もしそれが難しかったら強力粉を打ち粉のように振って調節してみて下さいね。
ワンポイント2
最初に混ぜる時、イキナリ手で混ぜるとかなり熱いです。
必ず菜箸などでお湯が無くなって捏ねられる程度になるまで混ぜてください。 捏ねる時は力強く!
朝さっと焼きたてを出すことが出来るので、パン好きな父に喜ばれました。