チャンプ【Champ】

チャンプ【Champ】
  1. 3
    おいしそう！

料理紹介

アイルランドやスコットランドでよく食べられるジャガイモ料理のひとつ。アイルランドが発祥とされる、マッシュドポテトとスプリングオニオンのコンビネーションです。
別名、“Pandy”“Cally and Poundy”と呼ばれることもあり、これはハロウィーンのために、大釜（cauldron）のジャガイモをゆでて潰して（pound）、からきているようです。

このレシピは軽食感覚の場合の量なので、付け合わせにするなら、この分量で約4人分となります。

アサツキはもともとはスプリングオニオンを使います。入手しづらいので、ここではアサツキで代用。
アサツキの量はお好みでどうぞ。このレシピでは多めに入れましたが、この半分程度でも十分です。

★材料

(2人分)

  • ジャガイモ

    2〜3個（300g）

  • アサツキ

    3本

  • 牛乳

    70ml

  • バター／マーガリン

    15g

  • 塩・胡椒

    少々

★作り方

(15～30分)

  1. 1.

    鍋に牛乳を入れる。アサツキは根元に近い白い部分やややかたい緑の部分は1cm程度に切り、鍋に入れる。アサツキの緑のやわらかい部分も1cm程度に切っておく。

  2. 2.

    ジャガイモは皮をむき、2〜3cm程度の角切りにする。耐熱容器に入れ、皿などでカバーをし電子レンジに約5分かける。途中、2、3度、取り出し、ジャガイモをかき回す。

  3. 3.

    電子レンジの時間が残り1分をきったら、1の牛乳とアサツキの白い部分を入れた鍋を弱火にかける。

  4. 4.

    2のジャガイモに3の牛乳とアサツキを入れて、熱いうちにつぶす。

  5. 5.

    アサツキの緑の部分、塩・胡椒を加え、かき混ぜる。

  6. 6.

    1人分ずつをスプーンなどでまとめながら皿に盛り、真ん中にくぼみを作る。

  7. 7.

    くぼみに材料の1人分（材料の半分）のバター／マーガリンを入れ、とかしながら食べる。

★ワンポイントアドバイス

カジュアルな料理なせいか、個人的にはバターよりもマーガリンの方が合うかな、と思います。
バター／マーガリンは4のプロセスで一緒に加えてしまっても構いません。この場合、最後にくぼみの部分を作りバター／マーガリンを入れる作業は省きます。
リッチな味わいにしたいなら、生クリームを少し加えるとよいでしょう。

ジャガイモを電子レンジで回すのは、やわらかくするため。電子レンジは便利な反面、やり直しがききません。様子をみながら回し過ぎにならないように注意します。十分にやわらかくなったら時間が短くてもOKです。逆に時間が足りなければ、もう少し回してください。

特にむずかしい料理ではないのですが、熱いうちに手早く混ぜ、食べるのがポイントです。

りこりすさん

りこりすさん

イギリス菓子＆料理研究家 食の編集者/ライター、フードコーディネーター“りこりす”がお届けするブログです。 イギリスには住んでいたこともあり、お菓子をはじめイギリスの食のとりこになり、現地に料理コースに通ったことも。 FBページ「イギリス菓子の会」主宰