ヤンソン氏の誘惑【Yansson’s Temptation】

ヤンソン氏の誘惑【Yansson’s Temptation】
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    おいしそう!

料理紹介

正確には、ヤンソン氏も誘惑に抗えなかったほど(おいしい)料理。もともとはスウェーデンの料理Janssons frestelseで、この手のポテトグラタンのようなものは、ヨーロッパ各国(特に寒い国)によく見られます。

これがイギリスらしいなぁと思って応用させたのですが、
(本当は違うのかもしれませんが、くたくたなものが好きな一方で、カリカリのトーストやクランブルなどクリスピーなものが好みなんだなというのが、私の印象)表面にパン粉をふりかけて、香ばしくクリスプな食感をプラス。
風味とこんがり焼くためにバターをちぎっておきました。

★材料

(4人分)

  • ジャガイモ

    約450g

  • タマネギ(小)

    2個

  • アンチョビ・フィレ

    8枚(2/3缶強)

  • 生クリーム

    200ml

  • バター

    10g+適量

  • パン粉

    大さじ3

  • コショウ

    少々

★作り方

(1時間以上)

  1. 1.

    ジャガイモは皮をむき、長さ3〜5cm、幅1〜2mmのマッチ棒大の千切りにする。タマネギは薄く切る。アンチョビ・フィレは粗みじん切りにする。

  2. 2.

    準備しておいた耐熱皿の底に1のジャガイモを敷き、タマネギ、アンチョビを順番に重ね、最後にジャガイモで覆う。
    ※底と上部はジャガイモをおく。

  3. 3.

    生クリームを注ぎ、バター10gを小さくちぎっておく。パン粉をふりかけ、コショウをふる。

  4. 4.

    アルミフォイルをかぶせ、200℃に温めておいたオーブンで約20分焼く。アルミフォイルを外し、さらに25〜30分、表面に焼き色がつくまで焼く。

★ワンポイントアドバイス

下準備
*耐熱皿にバターを塗っておく。
*オーブンを200℃に温めておく。

ジャガイモはマッチスティック(マッチ棒)/ジュリエンヌと呼ばれる長さ3〜5cm、幅1〜2mmの千切りにします。そして、材料を重ねていくのですが、最初と最後はジャガイモで。

コショウはできればその場で黒コショウ挽くのがおすすめ。アンチョビに塩気があるので、塩は加えなくても十分だと思います。

りこりすさん

りこりすさん

イギリス菓子&料理研究家 食の編集者/ライター、フードコーディネーター“りこりす”がお届けするブログです。 イギリスには住んでいたこともあり、お菓子をはじめイギリスの食のとりこになり、現地に料理コースに通ったことも。 FBページ「イギリス菓子の会」主宰