コーンウォール・パドストゥのリック・スタインのビストロで食べたランチのサラダがヒント。サバとクミンシード、サニーレタスの組み合わせがあまりによくって、びっくりしました。クミンシードという発想が私にはなかったですし、さらにサニーレタスのほのかな苦味が、カリッと焼いたサバとエキゾチックなクミンシードの香りに本当によく合います。
かさが多いのでぱっと見は量が多いように感じられますが、おそらく思っている以上にたくさん食べられます。
このサラダに簡単な卵料理またはスープ、パンがあれば立派な一食になります。メインディッシュがあったり、ほかにいろいろな料理と食べるなら、この分量で約4人前となります。
★材料
(2人分)
サバ(半身)
1枚(約100g)
サニーレタス
5〜7枚(約100g)
オリーブオイル
大さじ2
レモン汁
大さじ1 1/2
クミンシード
小さじ1/2
塩
適量
コショウ
適量
★作り方
(15~30分)
1.
サニーレタスは一口大に手でちぎり、冷水に放す。
2.
サバは1.5cmほどの幅に切り、オリーブオイルを引いた中火のフライパンで、まずは中面、側面が白くなってきたら、裏返して皮の面を焼く。
3.
1のサニーレタスはコランダーなどにあげて水気を切る。
4.
2にクミンシードをふり、サバをフライパンからはがし、火を止める。
5.
ボウルに3のサニーレタス、4のサバをフライパンに残ったオリーブオイルごと入れ、レモン汁を加え、塩・コショウをふり、全体を軽く混ぜ、皿に盛る。
サバを焼くときは、あまり手をかけないようにします。皮がはがれ、身もほぐれてしまうからです。焼けたかなと気になる気持ちは分かりますが、がまんがまん。まずは中面を下にして、側面が白くなったら皮の面を下にひっくり返し、身がしまり、側面にも焼き色がつき始めたら焼き上がった印です。
サバはあらかじめ塩がふってあることが多いので、塩はごくごく控えめに。もし足りなかったら、食べるときに加えてください。
レモン汁は搾りたてがベストですが、市販のものでOKです。