冬が旬の白菜を、身体も温まる中華風に仕上げました。しかも海老を飾るとトリコロールの外見も華やかなクリスマス風にも仕上がります。 また、白菜の切り方により、盛り付けの雰囲気もずいぶん変わり、普段づかいのスープからおもてなし料理まで幅広く応用できるので、これからの季節に活躍すると思います。
外見の華やかさだけでなく、寒いこの冬に美味しい淡白な白菜の旨味を、生姜やねぎといった身体を暖めるスパイス、そしてホワイトソースのコクと干しホタテの滋味深い味とともに、丸ごといただけるのが嬉しい一品です。寒い冬に活躍すると思います。みなさま、それぞれにアレンジして楽しんでいただければ幸いです。
本来は下ごしらえをしっかりした方が、本格的に美味しいのですが、ここでは一部簡略化した方法をご紹介します。
★材料
(4人分)
白菜
6分の1個
干したホタテ
8個
水
戻し汁とあわせて計2カップほど(お鍋の大きさにより異なります)
海老
16尾ほど
ホワイトソース
100グラム
ネギと生姜
お好みの適量
塩胡椒
お好みの適量
胡麻油
お好みの適量
クコの実
お好みの適量
★作り方
(5~15分)
1.
剥いた海老の殻をホタテの戻し汁ごと沸騰させ出汁をとります。
2.
殻を取り出し、海老に火を通します。
3.
海老を取り出してそれ以外の全ての材料を加え、切った白菜を控えめな火加減で煮ます。
4.
白菜に火がとおれば、味を整え盛り付けて、出来上がりです。
ホワイトソースを煮込むときは、火を弱くすると風味が美味しいです。
また、白菜の切り方を変えると、普段づかいのスープとおもてなし料理に作り分けることができます。普段づかい用には、食べやすい一口大にきります。また華やかに仕上げるためには、白菜を縦半分くらいにざっくり切り、大皿に盛り付ける段階で、細長くひねりながらリース状になるように盛り付け、具をその上に飾りながらソースをかけると、この写真で紹介したような外見になります。
切り方がいずれの場合でも、白菜の白く厚い部分は緑の葉よりも長く加熱できるように、鍋に入れる段階で工夫をしていただければ、均一に加熱され美味しく仕上がります。
生姜やねぎなど身体を温めるハーブが、意外にホワイトソースに合って美味しいとよろこばれました。