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そうそう、暮れに実家に帰った際に
ずーっと教えてもらいたかった「いくらの醤油漬け」を習ってきました。

子供の頃から母親の漬けるいくらは
甘さのと醤油のしょっぱさがいい塩梅で大好物でした。
市販のものは…わたしの感覚だとちょっとしょっぱいかなぁ。
とにかく買うもので納得できるものはなかったんですよね。

で、いざ教えてもらおうとすると…
やっぱり目分量^^

「小鍋にこのくらい!?の量でダシを沸かして
醤油をざぁーっ」と、みたいな。

お母さん、これではレシピにおこせません。。。


気を取り直して、カップや匙で計りながらやってみると
今度は上手くいかないっっ!!
いつもの味が出ないんですよ〜

そこで何度かダシを増やしたりみりんを減らしたりしながら
試行錯誤でやっと完成。


いやはや恐るべし、目分量。


こういう家庭料理にありがちな
「醤油をザーっと」とか「砂糖をこれくらい」とかって
動画にしたらレシピとして再現できるのかしら??
なんて思ったりしたりなんかして!?

だいたいのご家庭では、料理を作るときに
計量なんてしてないですもんね。
「母さんの目分量レシピ」意外といけるかも。

<ツヤツヤいくらと鮭の親子丼>


■材料 4人前
   生筋子・・・300g
   塩・・・適量(ボールに張った水に対して5%位の濃度になるように!)

(漬けダレ)
   ダシ・・・1カップ
   しょうゆ・・・50cc
   みりん・・・50cc
   酒・・・50cc


   塩鮭・・・4切れ


(酢飯)
   米・・・2カップ
   水・・・2カップ
   酒・・・大さじ1
   昆布・・・5cm角 1枚
   合わせ酢・・・米酢大さじ2・砂糖大さじ1.5・塩小さじ1

■作り方
(いくらの醤油漬け)
 1.ボールに40度前後のぬるま湯をたっぷり張り、塩を入れる。
  塩は、浸透圧で卵が割れないために必要なんです。
 2.指の腹で粒を割らないように、丁寧に筋子の膜や血合いを取る。
 3.だいたいほぐれてきたら、流水で、取れた膜や膜、割れてしまった卵を流す。
 4.きれいに流したらざるに移して、水気をきる。
  水にさらすと卵がちょっと白くなりますが、ここで水気を切れば赤い色が甦ります。

 5.小鍋にダシ、しゅうゆ、みりん、酒を入れ一煮立ちさせ、鍋から下ろし冷ましておく。

 6.4のいくらを5の漬けダレに漬け込み、密閉容器で約一日漬け込んでおく。

(鮭)
 1.塩鮭の両面を網でこんがり焼き、身をほぐしておく。
  (お好きな方は皮もパリパリに焼いて包丁で細かく切っておくといいでしょう)

(酢飯)
 1.お米を洗って、分量の水・酒に昆布を入れて炊く。
 2.熱いうちに扇ぎながら、合わせ酢をしゃもじで切るようにさっくり混ぜる。
  お米はやや硬めに炊き、蒸らし時間も短めにするのが美味しさのポイント!


ひとくちメモ
こうやって自分でしょうゆ漬けを作れば、大好きないくらがたっぷり食べられます〜。
慣れちゃえば筋子をほぐすのって快感!?ですよ。