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「とっておきお菓子」という連載タイトルには似合わないような
思いっきり和風なお茶請けですが、
アメリカ育ちのうちの娘たちも大好きな煮豆です。

9月に入っても、残暑厳しい日が続いています。
圧力鍋を使って、短時間の加熱で煮てみましょう!
そして、まだまだ冷茶や冷たい麦茶がおいしいですね。
晩夏から初秋にけての茶請けにどうぞ。



【花豆の黒糖しょうゆきな粉】
花豆・・・200g
黒砂糖・・・120g
醤油・・・大さじ1
きな粉・・・適宜

①花豆は塩を少々加えた水に丸1日つけて戻す。
 半日くらいで豆はふっくら戻りますが、たまに水を替え、
 この段階で、多少のあくを抜きます。
②①をザルにあげてさっと水洗いし圧力鍋に入れる。
 かぶるくらいの水を加え、圧力鍋に付属の蒸し器を
 落し蓋代わりにする。


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③フタをして強火にかけ圧がかかったら弱火にして8分間加圧し、
 自然冷却をする。
④完全に圧が抜けたら、ふたを開け蒸し器についたあくを洗い流す。
 砂糖と醤油を加え、再び落し蓋とフタをして
 ③と同様に3分間加圧後、自然冷却する。
⑤煮豆を器に盛りつけ、きな粉をかける。
 (好みできな粉に砂糖と塩を混ぜて甘くしてもOK)

※鍋でことこと煮る場合は、煮ながらかなりのあくが出てくるので
 煮る前に数回茹でこぼすのが通常ですが、圧力鍋の場合は
 あまり気にしなくてもいいようです。
 戻し段階で薄い塩水につけて出たあくを洗い流す程度でOK。
 あく抜きをしずぎると、豆の一番の栄養素のポリフェノールも
 取り去ってしまうので、あくも旨みのうちと思い調理してくださいねー。
 どうしても気になる方は、圧力鍋の前に一度茹でこぼしをしてください。




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甘さは控えめなので、
きな粉をかけずにお弁当のおかず煮豆にもなりますよ∼。
小分けラップで冷凍保存しておけば、
お弁当の隙間埋めおかずに大活躍間違いなしです。