母の家庭に代々伝わるお雑煮は、牡蠣雑煮。かつお出汁で済まし仕立てです。お餅は丸餅。シンプルですが 牡蠣と鰹の出汁がきいたおいしいお雑煮です。
★材料
(2人分)
かつおだし
2カップ
白だし醤油(薄口しょうゆ)
小さじ2(小さじ1.5)
しお
少々
日本酒
小さじ2
むいた牡蠣
4~6個
白菜
2枚
紅白の薄切りかまぼこ
各2枚
干ししいたけの甘辛煮
2枚
丸餅
2個
三つ葉・柚子の皮
小量
*好みでゆでた青菜
適量
★作り方
(5~15分)
1.
牡蠣のむきみをざるに入れて、分量外の塩をまぶして、振り洗いします。流水できれいに塩を流します。白菜をひと口に切ります。
2.
鍋にだし、白だし醤油、酒、塩を入れ、白菜を加えて火にかけます。白菜が柔らかくなったら、牡蠣を入れます。
3.
牡蠣に火が通りぷりぷりっとしてきたら、かまぼこと丸餅を入れて火を止めます。*焼いた餅が好きな人は焼いて入れてください。
4.
白菜を1,2枚汁椀の底に敷きます。その上に餅、干ししいたけの甘辛煮、かまぼこを乗せます。
5.
汁を注ぎ、ゆず、三つ葉を香り、彩りに乗せて出来上がりです。
6.
椎茸の甘辛煮は戻した椎茸を1/2カップの水、醤油、みりん、酒、砂糖全部大さじ1で煮て味付けをします。
汁椀の底にまず白菜を敷くことで、丸餅が溶けて器に付くのを防ぎます。
大根やにんじんを入れる家庭もありますが、わが家は牡蠣の味を楽しむためシンプルに作っています。焼いたブリを入れる家庭も広島には多いそうです。