しっかり焼いた肉にトマトとワインの味を、
ぎゅっと凝縮したシンプルだけど深い味。
このレシピでも、パスタをいれる直前に
ケチャップをいれれば、懐かしい日本の味になる!
本場よりもうまいと思ったら、そっちでどうぞ。
そして、このソースは、
ラザニアなど他の材料にも使えるし、
一度にたくさん作った方が断然うまいので、
豪快に大量に作ろう!
★材料
(5人以上分)
牛ひき肉
1kg
トマト水煮缶(400g)
3缶
赤ワイン(安/甘)
ハーフ1本
タマネギ
1/2
ニンジン
1/4
セロリ
1/4
にんにく
1かけ
ローリエ
1枚
スパゲッティ
160g(2人前)
バター
10g
パルメザンチーズ
適
★作り方
(1時間以上)
1.
タマネギ、ニンジン、セロリ、ニンニクをぞれぞれ細かいみじん切りにして、
オリーブオイル100mlとともに火にかける。(これをソフリットと言います)
2.
後で使う煮込み鍋を使えば、省エネ。焦がさないように弱火でじっくり10〜20分いためる。
全体がペースト状になればOK!
もっと炒めても甘みと旨味が出るので、時間があればやってみてください。
3.
大きめの中華鍋(なければフライパン)を強火にかけ、煙が出るくらいまで熱したら
サラダオイル(分量外)をひいて、塩こしょうしたひき肉をざっくりと広げる。
十分に熱してあれば、かなり激しくジュウっという音がする。
4.
両面が焼けたら、少しずつほぐしながら焼き、全体的にかりっと焼き色をつけていく。
フライパンのオイルが濁ってなければ、全体に火が通った印。
ちょっと怖いけど、ずっと強火で焼き続けるのが我慢の見せ所だ。
5.
焼き上がったひき肉達を、煮込み用の鍋にいれソフリットと合わせる。
鍋を中火で火にかけながら、全体に混ぜ合わせ、一気に強火にして限界まで熱する!
そこへワインの半分量を注ぎ、一気に蒸発させる。(火が出るのでフタは禁止)
6.
残りのワインは、肉を焼いたフライパンを強火にかけながら注ぎ、一気に蒸発させる。
肉の旨味をワインに移してやれば、これも鍋に合わせてやる。
7.
トマトの水煮缶を、手でつぶしながら鍋に加えていく。
(出来上がりを滑らかにしたければ、別ボウルで、完全につぶしておく)
8.
月桂樹を1枚に込み鍋に入れて、沸騰したら弱火に落とす。
ポコポコポコという状態をキープしてゆっくりじっくり煮込む。
時々こげないように混ぜながら、1時間くらい煮込めば完成!
9.
でも食べるのは、一晩寝かせた次の方がうまい!最後まで我慢の料理なのだ。
10.
【パスタ】
フライパンで10gのバターを熱し、220gのソースを投入。
そこへゆでたスパゲティを加えてよくあえると完成!
これが本物のボロネーゼ!レトルトとは違う!
1、肉を焼くときは、ずっと強火でこげる限界まで焼く。
これで旨味と香ばしさがうまれる。
2、ワインはほとんどの水分が飛ぶまで煮詰める。
ワインが残っているのに次の水を入れると味がぼやける。
3、食べるのは、次の日
一度温度が下がる事で味が全体にしみ込む。
4、小分けしてラップして冷凍庫。
1ヶ月くらいは風味がそのままで食べられます。
■パスタの黄金比率! (100g:1L:10g)
パスタ 一人前 100g
ゆでるお湯 1L
お湯に塩 10g