昨年暮れに訪れたNYのハイライン近くにオープンしたカフェ&レストラン「バビーズ」で食べたアップルパイがとてもおいしくて印象に残ったので、挑戦して作ってみました。ホームメイドなアメリカンアップルパイなので、いわゆる何層にもなったパイ生地ではなく、薄いタルトのようなパイ生地の中に、イチョウ切りのリンゴがぎっしり詰められていて、さらに上からもパイ生地で覆ういわゆる「ダブルクラスト」と呼ばれるホームメイドなパイです。
★材料
(5人以上分)
薄力粉
100g
強力粉
100g
シナモンシュガー
大さじ1
塩
小さじ1/3
無塩バター
100g
冷水
大さじ2
ラム酒
大さじ1
りんご
大1個
ブラウンシュガー
50g
薄力粉
20g
シナモンシュガー
小さじ1/2
グローブ
適宜
レモンの皮のすりおろし
適宜
塩
ひとつまみ
★作り方
(1時間以上)
1.
中ボウルに粉類を入れて泡立て器でふんわり混ぜておきます。
2.
バターを1.5センチ角に切って冷蔵庫で冷やします。
3.
フードプロセッサーにバター、粉類の順に入れてさらさらになるまで撹拌します。
4.
注入口からラム酒と冷水を少しずつ注ぎながら撹拌します。
5.
生地をポリ袋に入れてぎゅっと丸めて冷蔵庫で30分ほど休ませます。
6.
フィリングを作ります。リンゴを5ミリ幅のイチョウ切りにしてボウルに入れ、残りの材料を加えて混ぜ合わせておきます。
7.
生地の2/3をオーブンペーパーで挟み、薄く丸く伸ばし、ペーパーをはがしてパイ皿の上に敷き、はみ出した部分を麺棒を転がしてカットします。
8.
フィリングのリンゴをパイ生地の上にのせて均等に並べて、しみ出た液も流し入れます。
9.
生地の1/3を丸く薄くのばしてパイ皿にかぶせて、麺棒ではみ出した生地をカットします。
10.
240度に余熱したオーブンで10分、220度で20分、様子を見ながら200度で10分焼きます。
11.
冷めてからパイ皿から取りだし、溶けない粉糖をふりかけます。
今回のリンゴはあらかじめ煮るといったことはせずに、生のリンゴに砂糖やスパイスをまぶしてから詰めるタイプです。量はピッタリでした。パイ生地は多めでしたが、そのほうが一定の厚みに形成しやすかったです。
NYのおいしいオリジナルアップルパイ風に作って、知人宅にお年始にお持ちしたところ、一口食べた知人からそのお店の名前が出てきたことにビックリ! お店のメニューがレシピのヒントになりました。