層に芳醇薫るПахлава(パフラバ)

層に芳醇薫るПахлава(パフラバ)
  1. おいしそう!

料理紹介

以前知人から頂いて美味しかったロシア家庭風Пахлава(パフラバ)を再現してご紹介します。
濃厚では有りますが、自家製はお好みの甘さに調整出来るのでお薦めです。

★材料

(5人以上分)

  • ロシア式基本のパン生地

    1回分

  • 胡桃

    250g

  • 粉糖

    250g

  • シナモン

    お好みで

  • 溶かしバター上澄み

    250g

  • 卵黄

    1個

  • ☆レモン果汁

    1/2個分

  • ☆蜂蜜

    大匙2〜3

  • 飾り用胡桃

    30〜35個

★作り方

(1時間以上)

  1. 1.

    ロシア式基本のパン生地を12等分する。
    そのうち2個を一つに丸め直す。
    残りは分割した大きさで丸め直す。

  2. 2.

    濡れ布巾をかけて休ませる。
    20分程。

  3. 3.

    バターを溶かしておく。
    溶けた後、一度濾すか上澄みだけ使える様静かに沈殿するのを待つ。

  4. 4.

    胡桃を擂り鉢で細かく砕く。
    粉糖とお好みでシナモンを入れ良く混ぜ合わせておく。

  5. 5.

    1の生地の中で2個を一つに丸めたものを延ばす。
    下が透けて見える程度まで。
    型へ敷き込み側面へも立ち上げておく。

  6. 6.

    3のバターを塗り4を大匙1程度全体へ散らす。
    足りない場合は適宜足す。

  7. 7.

    休めている生地を薄く延ばし、6の上から置く。

  8. 8.

    置いた生地の上に3のバターを塗る。

  9. 9.

    4を全体に散らす。
    7〜8を休めた生地が1個になるまで繰り返す。

  10. 10.

    オーブンを余熱200〜180度
    火力が強い場合は180度
    弱い場合は200度で。

  11. 11.

    最後の一枚を乗せたら、立ち上げていた生地を中心へ向って折り包む。
    菱形になる様に切れ込みを入れ、卵黄を塗り胡桃を乗せる。

  12. 12.

    余熱の上がったオーブンへ型毎入れ、焼く。
    180度又は200度で30分

  13. 13.

    焼いている間に☆印の材料を鍋へ入れ、煮詰める。
    甘さはお好みで蜂蜜や砂糖を増量(分量外)して下さい。

  14. 14.

    焼き上がった生地に上から13のシロップをかけ冷まして完成です。

★ワンポイントアドバイス

発酵生地で薄くなりにくいですが、根気よく延ばして下さい。
間に挟む胡桃や砂糖の量はお好みで増減可。
バターを減らすと保存性がやや低くなります。

★よろこばレシピ エピソード

村で良く見かけた生地厚めのパフラバを自分好みの甘味で。
知人にも好評だったお菓子です。
パン生地を使うのでお腹にしっかりたまります。

越後屋さん

越後屋さん

ロシア料理と言われて何を思い浮かべますか? ロシア(シベリア)の人は森の民、森の恵みを最大限生活へいかしています 夏は+40度越え冬は氷点下50度以下の村で8年ちょっと帯同駐在していました。 帰任した現在はロシア人から教わって、ごちそうになってただいま大地の味を忘れない様日本で作っています。 広い国土のロシア、旧ソ連地域の料理も時おり登場します。