海外生活の影響で、焼魚感覚で作るようになった丸鶏のロースト。慣れると案外簡単。スタッフィングなしだから、焼き時間も短くて済みます。ハーブやスパイスを使うこともあるけど、このシンプルなレシピが一番好き。
★材料
丸鶏(1〜1.2キロサイズ)
1羽
レモン
1個
にんにく
1個
塩
大さじ1
黒胡椒
大さじ1
オリーブオイル
小さじ1
にんじん
2本
★作り方
(1時間以上)
1.
鶏肉は30分前に冷蔵庫から出しておく。オーブンに入れる頃ちょうど常温に戻るのが理想。冷凍の場合は前日に冷蔵庫に移しておく
2.
レモンを半分に切り、にんにくも皮ごと横半分に切る。耐熱皿に油を塗り適当に切ったにんじんを入れる。オーブンを190度に予熱
3.
鶏はよく水洗いし、腹腔に残っている内臓や余分な脂肪を取り除く。ペーパータオルで水気を拭き取る
4.
腹腔内に塩と胡椒を大さじ1/4ずつ振る。にんにく半分とレモン半分を中に入れ、もう半分のレモンでお尻をふさぐ
5.
胸肉を上に向け、足を胸の上に重ねてタコ糸で適当に縛る。爪楊枝で固定してもOK
6.
背中を上に向けて、手羽元の関節を優しくひねり、背中側に固定させる。この行程は形を整える目的なので、難しければ省略可能
7.
鶏肉全体に、オリーブオイル、残りの塩と胡椒をすりこむ。にんじんを並べた耐熱皿の上に、鶏肉と残り半分のにんにくを置く
8.
190度で50分、230度に上げて10分焼く。爪楊枝をもっとも肉厚な部分に刺してみて、出てくる肉汁が透明なら焼き上がり
9.
焼き時間:鶏が1.5キロなら190度で60分、それ以降500g増える毎に20分プラス。いずれも最後は230度で10分焼く
10.
オーブンから出して15〜30分ほど置き、肉汁が落ち着いてから切り分ける。もも、胸、手羽の順番が切りやすい
2キロ以上の鶏肉を焼く場合は、20〜30分おきにオーブンを開けて、皿に出ている肉汁をスプーンで回しかけるとジューシーに仕上がります。