ふわふわの口当たりが人気の台湾カステラ。大好きなのですが、初回の大成功以来、何度作っても腰折れしてしまうのです。初回と次回以降の違いは、油の温度と、卵の泡立てぐあい。ちまたにあるレシピは80度前後のものが多いですが、より高めの90度にして小麦粉にしっかり熱が通るようにします。卵白は、ツノが立つまで泡立てると泡立てすぎ。ツノがおじぎをする手前のゆるさで止めると、腰折れしない台湾カステラができます⭐️個人的な好みで甘さは控えめですので、甘いのがお好きな方は砂糖を増やしてください。
★材料
(4人分)
油
80g
小麦粉
100g
牛乳
100g
砂糖
80g
卵
6個
★作り方
(15~30分)
1.
材料を計る。卵は卵黄と卵白に分けて、卵白は使うまで冷凍庫で冷やしておく。油は電子レンジで90度ぐらいに温める。牛乳は50度ぐらいに温めておく。
2.
油に小麦粉を入れ、泡立て器でよく混ぜる(小麦粉に油を入れてはいけません)。混ざったら、牛乳を少しずつ入れて混ぜる。冷めると分離しますが、卵黄を入れると繋がるので大丈夫です。
3.
2を人肌まで冷ます。冷めたら、卵黄を一つづつ加えて混ぜる。なめらかな生地になります。
4.
卵黄生地は横に置いておき、冷凍庫から卵白を出し、砂糖を少しずつ入れながら、ハンドミキサーのミディアムスピードで泡立てる。ツノが立つまで、や、泡立て器を持ち上げた時にツノの先がお辞儀をするぐらい、ではあわ立てすぎで、腰折れの原因に。泡立て器を持ち上げた時にツノの先がお辞儀をする手前、「こんなに緩くて大丈夫?」ぐらいに泡だててください。
5.
卵白が泡立ったら、卵黄生地に1/4を二回に分けて入れ、色が均一になるまで混ぜる。混ざったら、卵黄生地を卵白のボールに入れて、均一になるまで泡をなるべくつぶさないように混ぜる。
6.
紙を敷いた18cmスクエア型に生地を流し、50度の湯を張ったバットに入れて150度のオーブンで1時間、竹串を刺した時に生地がつかなくなるまで焼く。
7.
焼けたらすぐに型から出し、紙を剥がす。暖かいままでも、冷めても美味しいです。
台湾カステラを成功させるには、とにかく温度と卵白の泡立てが大事です!