宵っ張りの朝寝坊で祖母を想う

宵っ張りの朝寝坊で祖母を想う
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    おいしそう!

大学生時代、夜はいつまでも起きていながら朝は目覚められない日々を過ごしていました。二階で熟睡している私に階段の下から祖母は毎朝起こそうと時間を置いて何度も私の名を呼んでいました。お昼前に漸く起きて、出かけようとしたら玄関で「今から大学へ行っても校門は閉ま......