アップルパイほど、お店と家庭のを比べると、味も形も違うものは無いねと、アップルパイが大好きな我が次男は言う。
昔、何気にカナダ人にアップルパイを振舞ったことがあったが、それ以来何かあるとアップルパイを所望された。すっぱいりんごが手に入らないというと、レモンを沢山絞れば良いと、勝手なことを言われたが、それほどカナダ人はアップルパイが好きなのだと分かった。
お店のではなく、家庭の手作りのパイなのだろう?と、思う。
りんごは今が旬。
この前行った、群馬県の中之条という町にある、金井農園で採れたりんごを、ふんだんに使ってアップルパイを作ってみた。
★材料
(5人以上分)
薄力粉
200g
無縁マーガリン
100g
塩
一つまみ
水
大匙1or生地がまとまる程度
りんご
6こ
マーガリン
20g
砂糖
120g
レモン
2分の一
レーズン
60g
シナモン
小さじ2
パン粉
型に敷き詰めるだけの量
溶き卵
2分の一個分
★作り方
(1時間以上)
1.
パオ生地を作ります。
薄力粉に塩を入れ、さっくり混ぜてから、無塩マーガリンを切りいれて、指ですりつぶしながら粉となじませていきます。あまり細かくなじませる必要はありません。さっくりと。
2.
1の生地に水を入れ、ひとまとめにしてビニール袋へ入れてから、冷蔵庫で30分以上寝かせます。
3.
生地を縦に伸ばせるだけ伸ばし、三つ折りにします。
生地を90度動かし、また伸ばし三つ折を繰り返します。
三回三つ折をしたら、大きく伸ばして型に敷き込みます。
ただし、中に入れるりんごが出来るまでは、折っておいたまま、冷蔵庫で寝かせておいたほうが良いでしょう。
4.
りんごは8個に切って、更に3~4に小さく切り、薄い塩水に入れます。
全部切り終わったら、一度水でゆすぎ、鍋に入れて火に掛けます。
5.
4に砂糖を入れ、ヘラで砂糖がりんご全部にまとわりつくようにかき混ぜてあげます。レモンは半分に切り、種を取って入れます。そのほかの材料も全部を入れて、20分くらい煮ます。
6.
5からレモンを取り出して、しっかり冷めるまで冷ましましょう。
7.
型にマーガリンを塗り、軽く粉をはたいておきます。その上に、パイ生地を敷き詰めて、パイ生地の上にパン粉を5ミリくらいの厚さに敷き詰めます。
8.
りんごの煮たのを7に入れて、パイ生地で覆います。
下の生地と蓋になる生地をくっつけるために、間に溶き卵を刷毛で塗ります。
蓋の部分に8本の切込みを入れて、溶き卵を蓋の全体に満遍なく刷毛で塗り、190度のオーブンで30分焼きます。
中に入れるりんごは、ぎっちり詰め込んであげましょう。
息子「これ紅玉?」
私「色んなりんごが入ってるよ。ひめかみと秋映と千秋かな。あっ、紅玉は入ってないです」