子どもの頃、大鍋で作る渋皮煮は秋の定番でした。スジを取ってツルツルにするのが私たちの仕事。懐かしい味です。
★材料
(5人以上分)
栗
適宜
砂糖
80%
重曹
少々
★作り方
(1時間以上)
1.
鍋かボールに栗を入れ、熱湯を注ぎ粗熱がとれるまで置く(皮が柔らかくなる)
2.
渋皮に傷をつけないように鬼皮をむく
3.
鍋に栗とたっぷりの水と重曹(栗1kgで小さじ1くらい)を入れ火にかけ、沸騰寸前に弱火にして30分煮て冷ます
4.
栗を一つずつ丁寧に指でこすり、表面をきれいにする(スジは爪楊枝を使ってとる)
5.
栗を鍋に入れ、新しい水と重曹を入れ、同様に30分煮る
6.
煮汁を捨て、もう一度新しい水と重曹を入れ同様に30分煮る
7.
煮た栗の重量の80%くらいの砂糖を鍋に入れ、数カップの水を入れて煮溶かし、栗を静かに入れ、更にかぶる程度の水を入れ30分弱火で煮る
8.
そのまま冷まして、半日〜1日おいてまた30分弱火で煮る
9.
冷まして栗だけを取り出し、煮汁を半分の量になるまで煮詰めて、栗を戻す
火加減は沸騰する前に弱火にして、グラグラさせないように。栗の頭が出ないように、煮汁をたっぷりにすると、美味しくできます。大人用には最後にブランデーを少量加えても。