和食に「酒盗焼き」なんてのがあって、かつおの酒盗を調味料に使い、肉や魚を焼く料理があります。酒盗は発酵食品で旨みと塩気があるので、これを食材に入れてやろうって料理です。この酒盗をイカの塩辛に変え、作りやすくしたのがこの料理です。
★材料
(2人分)
鶏もも肉
1枚(250g)
みょうが
1個
大葉
4枚
塩
小さじ1/5
いかの塩辛
20g(塩分10~12%の一般的なもの)
日本酒
大さじ1
練りからし
少々
★作り方
(1時間以上)
1.
鶏もも肉は全体を包丁の先で刺して筋切します。
筋切したら塩をふりかけ馴染ませます(時間がある時は15分置きましょう)。
2.
いかの塩辛を細かく刻みます。①の鶏もも肉をビニール袋に入れ、刻んだ塩辛と日本酒を入れ、袋の空気を抜いて口を縛ります。しっかり揉んで馴染ませたら、冷蔵庫で30分以上馴染ませます(出来れば一晩置くとより美味しいです)。
3.
オーブントースターのトレイにサラダ油を薄く塗り、②の鶏もも肉の皮を上にしてのせます。これをオーブントースターで10~15分、皮に焼き目がつき、熱が通るまで加熱します。焼けたら食べやすく切り、皿に盛り付けます。刻んだみょうが、大葉に、練からしを添えてできあがり。
急いで作りたいときは、塩辛をまぶした後、常温で30分なじませて焼きましょう。 完成後は多少、塩辛の香りが残るので、レモン等柑橘系の家従をかけると爽やかに食べられます。
妻:これは旨みがあって、今まで食べたことがない味。
新聞記者、ライターさん:あんなに簡単に作ったのに、何故こんなに美味しいんですか?と言われました。