和菓子教室の参加者から”上生菓子を家でも作ってみたい”というお声を頂くので「簡単な練切風あん」のレシピを作りました。本格的な練切あんは生あんから練り冷却の時間を入れると作成に約2日間程かかります。和菓子って見えないところに手間が掛かっているんですよ(^^)
★材料
(4人分)
白餡
200g
白玉粉または糯粉
20g
水
適量
★作り方
(30分~1時間)
1.
鍋に白餡を入れ、水溶きした白玉粉(または糯粉)加えゴムベラで混ぜて練る。
2.
全体がよく混ざったら、錬りながら弱火にかけ、粘りが出たら火からおろす。
(5~7分間程度)
*焦がさないように注意。
3.
ゴムベラで鍋底にまとめ、そのまま冷やす。
*出来立ての餡は熱いので火傷に注意。
4.
冷えたらラップなどに包んで冷蔵庫保存する。
5.
食用色素や抹茶パウダーなどで好みの色に着色して形成。
6.
*出来上がり40gの練切製上生菓子5個分です。(*中にこし餡をいれる場合は練り切りあん30g・こしあん10gで形成)
お好みで砂糖を加えたり、加える水の量や煮詰め具合で固さも加減してみて下さい。
白餡の10%重量の白玉粉(または糯粉)が目安です。
冷蔵保存で3日程日保ちします。
前日に練り切りあんを作って翌日に形成の作業をして、その日または翌日には食べ切るようにすると良いと思います。
*練り切り風あんは乾燥しやすいので出来上がったお菓子にはラップをかけておきましょう。
このときの和菓子教室のお題が「薔薇づくし」でバラの上生菓子を作りました。おうちで作って、お正月の重箱に彩りで詰めたらとっても華やかで綺麗だったそうです。(^^)