おもてなし料理の代表でもある鯛ですが、料亭などで出されるすまし汁は中々ご家庭で作るのが難しいと思われがちでですが、
コツさえ掴めば、簡単に出来ます。
※サイト内には、アラの割り方動画もございます。
★材料
(2人分)
鯛のアラ
1尾分
水
2000㏄
酒
150㏄
☆薄口醤油
50㏄
☆味の素
小1と1/2
☆塩
小1
木の芽山椒
適量
★作り方
(15~30分)
1.
霜降りをした鯛のアラを鍋に入れ、水と酒も入れ中火で火にかけていきます。
2.
アクが出てくるので、こまめに取ります。
3.
沸々としてきたら、☆の調味料(薄口・塩・味の素)を入れ、さらに弱火で火にかけ、アクを取っていきます。
4.
アクが出てこなくなったら、火を止め、すまし汁が透き通るまで置いておきます。
5.
食べる前に再度温め、器に盛り付け、木の芽を上に乗せたら完成です。
◆酒を入れる理由は、酒の臭みを取り除くと共に、料理にうま味を加えてくれます。
しかし、アルコール分を含んでいる為、早めに加えてアルコール分を飛ばす必要があります。
最初に加える事によって、入れ忘れの心配が無くなる為、慣れるまでは最初に入れておく事をオススメ致します。
◆アクを取らずに、仕上げてしまうと臭みのある仕上がりになってしまいます。
アクは、かなり出てくる為、こまめに取る事によって臭みのない仕上がりにする事が出来ます。
◆時間が無い場合は、置かずに盛り付ける事をオススメしますが、
1時間以上置いておく事によって、鯛からうま味が出てきます。
その為、時間がある場合や、前日に作る場合は置いておく事をオススメ致します。
◆木の芽がある場合、手で軽く叩くと、香り成分が刺激され、香りを増す事が出来ます。