鶏もも肉1枚あれば出来る『鶏肉の照り焼き』は、食卓のおかずとしてだけでなく、
お弁当のおかずや、時間が無い時に簡単に出来るおかずとして、とても重宝するおかずです。
しかし、簡単だからこそ、奥が深く、タレが中々絡みつかなかったりする場合があります。
そこで、役に立つのが片栗粉です。
片栗粉をまぶす事によって、タレが餡上になり、鶏肉に絡みやすく、味も付けやすいです。
各種コツも交えながら、ご紹介致しますので、ご参考下さい。
★材料
(2人分)
鶏肉
200g
☆水
大1
☆酒
大2
☆濃口醤油
大2
☆砂糖
大1と1/2
片栗粉
適量
サラダ油
小1
刻みネギ
適量
玉ねぎ(スライス)
適量
★作り方
(5~15分)
1.
鶏肉はフォークで穴を30か所位入れます。終わったら☆の調味料(水・酒・濃口・砂糖)を合わせておきます。
2.
フライパンにサラダ油をしき、片栗粉をうすくつけた鶏肉を皮目から焼いていきます。
3.
皮目が焼けたら裏返し、身の方も写真の様に、焼き目をつくまで焼いていきます。
4.
1で合わせた☆の調味料を入れ、すぐにフタをし、中火で3分位煮ます。
5.
途中でフタを開け、鶏肉を裏返し、再び煮ます。水分が無くなってきたら、火を止めます。
6.
切る場合は、皮目を下にし包丁とフォークを使用して切ると、手を汚さずに切る事が出来ます。
7.
器に、スライスして水にさらした玉ねぎを下にしき、切った鶏肉の照り焼きをのせ、上にネギを乗せたら完成です。
◆鶏肉に何もしない状態で、焼くと、凝縮する作用が働いて、肉が固くなってしまいます。
しかし、入れすぎると、仕上げの包丁で切る時に、バラバラになってしまう為、注意が必要です。
また、包丁でうすく切れ目を入れるのも有効ですが、上記同様、バラバラになってしまう場合がある為、入れ過ぎに注意が必要です。
◆基本的に、料理の盛り付けは、肉や魚など、皮目が上に盛り付けする方が綺麗です。
身の方から焼き、皮目を後から焼くと、綺麗な焼き色に付かない場合が多い為です。
皮がある場合は、皮目から焼き始めると覚えておくと役に立つかと思います。
◆煮物などは、調味料が多い為、時間はかかりますが、照り焼きの場合は調味料が少ない分、早くに煮詰まります。
その為、たまにフタを開けて確認する事をオススメ致します。
◆皮目を上にして切ると、皮の脂で包丁が滑ってしまい、切りづらいです。
その為、皮目を下にしてから切ると、切りやすく、皮も綺麗に切る事が出来ます。
また、仕上げた後はとても熱い為、フォークを使用して、ステーキを切る様な感覚で切ると、
手を汚さずに切る事が出来ます。
◆今回は新玉ねぎがあった為、玉ねぎのスライスを盛り付けに使用していますが、
別のサラダでも、もちろん大丈夫です。
また、無くても大丈夫です。