1)茹でる(鍋で弱火 45分)
2)オーブン(100℃ 90分→200℃ 30分)
3)BONIQ(80℃ 90分→95℃ 15分)
4)BONIQ(95℃ 90分)
5)電子レンジ(600W 3分→100W 10分)
一番美味しく甘くなるように温度と時間を想定し、
それぞれの方法で作りました。
★材料
(1人分)
さつまいも(輪切りの直径4.5cmの鳴門金時)
ー
塩
ー
★作り方
(1時間以上)
1.
1)茹でる(鍋で弱火 45分)
鍋に水と塩適量を入れ、さつまいもを弱火で茹でる。
直径4.5cmのさつまいもで約45分で完成。
2.
2)オーブン(100℃ 90分→200℃ 30分)
ホイルに塩を1つまみ振り、洗って濡れた状態のさつまいもを巻く。
100℃ 90分、さらに200℃で30分。
3.
3)BONIQ(80℃ 90分→95℃ 15分)
洗って濡れた状態のさつまいもと塩1つまみをフリーザーバッグに入れ、空気を抜いて密封する。
設定温度に達したらフリーザーバッグをBONIQの湯せんに入れて低温調理をする。
80℃ 90分、さらに95℃に上げて15分。
4.
4)BONIQ(95℃ 90分)
洗って濡れた状態のさつまいもと塩1つまみをフリーザーバッグに入れ、空気を抜いて密封する。
BONIQに95℃ 90分かけて低温調理をする。
5.
5)電子レンジ(600W 3分→100W 10分)
洗って濡れた状態のさつまいもを濡れた新聞紙で包み、電子レンジにかける。
600W 3分、さらに100W 10分。
6.
《作る際のポイント》
さつまいもが甘くなるのは、さつまいもに含まれるβーアミラーゼという消化酵素が加熱されて、麦芽糖という甘味成分を生成するためです。この温度が70~80℃と言われておりこの温度帯をいかに長く保つことが出来るかで、さつまいもが甘く仕上がるかが決まります。
最後に高温にすることによってセルロースが破壊され、甘味を感じやすい食感となります。
《作った感想》
※輪切りの直径4.5cmの鳴門金時の場合です。
1)茹でる(鍋で弱火 45分)
しっとり、ねっとりして美味しいが、甘さ控えめ。少し水っぽさが残念。
2)オーブン(100℃ 90分→200℃ 30分)
皮の香ばしさが加わって美味しい!しっとりして甘い!
3)BONIQ (80℃ 90分→95℃ 15分)
ほくほくして美味しい!この中では一番甘い!
4)BONIQ (95℃ 90分)
しっとりして美味しいが、2)、3)と比較すると甘さ控えめ。
5)電子レンジ(600W 3分→100W 10分)
カスカスになってしまい、甘味も残念。もっと短い時間で上げれば良かったが、それもあまり期待できない。
結論:
2)オーブンと3)のBONIQ(80℃ 90分→95℃ 15分)に軍配。2)のしっとりとして香ばしいさつまいもは、そのまま食べてもとても美味しく、3)はホクホクしてサラダや混ぜご飯、お菓子に入れても◎。用途によって、お好みによって、気分によって、使い分けてみてください!
また、さつまいもの太さによって時間を調整してください。
ちなみにこの実験をする際、失敗と調整を繰り返し、さつまいもを10本以上食べました。。。
子どもも大人も、みんな大好きなサツマイモ。
1番美味しくなる方法を検証しました!