日本でも手軽に入手出来る材料で簡単に出来るトマトソースのパスタレシピ、アマトリチャーナをご紹介します。
ローマが首都のラツィオ州の町、アマトリーチェ発祥のレシピで、貧しい農民達でも手に入る豚頰肉の塩漬け「グアンチャーレ」と玉ねぎを使用したものが最初のレシピだったと言われていますが、時代の進化と共に改良を重ね、トマトソースとラツィオ州のチーズ「ペコリーノ」を使ったものが現在知られているレシピになっています。
本場のレシピは上記の様に「グアンチャーレ」と「ペコリーノチーズ」を振りかけて食されていますが、手に入ら無い場合はベーコンとパルメザンチーズでも代用可能です。
★材料
(4人分)
玉ねぎ
1つ
ニンニク
ひとかけ
グアンチャーレかベーコン
200グラム
トマトソース
300グラム
ペコリーノチーズ
100グラム
塩コショウ
少々
オリーブオイル
少々
★作り方
(15~30分)
1.
玉ねぎ、ニンニクはみじん切りにする。グアンチャーレは一口大の大きさに切る。鍋にオリーブオイルをひき刻んだ玉ねぎ、ニンニクを中火の火加減でじっくり炒める。
2.
玉ねぎに火が通り色が透明になってきたらグアンチャーレを加え炒め、火が通ったらトマトソースを加え、塩コショウで味を調える。
3.
大体10分程度煮詰める。焦げがつかない様かき混ぜながらトマトソースの水気がなくなってきたら火を止める。
4.
茹で上がったお好みのパスタに合わせ、最後にペコリーノチーズを振りかけて出来上がり。
本場のレシピではブカティーニと呼ばれる、太めの麺に穴が空いたパスタが使われていますがロングパスタからショートパスタまでどんなパスタにも合います。またこちらで紹介したトマトソースは、缶詰タイプの物ではなくイタリアではPassataと呼ばれている瓶詰めタイプを使用しています。