詩「悲しいこと」

詩「悲しいこと」
  1. おいしそう!

「お喋りが上手だね」 褒めてくれたのがわかったけれど 心がズキッと傷ついてしまった 目の前のあなたに楽しい気分になってほしくて、 喜んで欲しくて 頑張りすぎてしまっていた 少女の頃 「私は口が立たないから…」 友の言葉に心が辛くなった それでも 何かを守るため それでも 誰かを守るため 私は今でも必死になっている 口なんて、下手でいいじゃないか 心ではそうと思いながらも わたしは今でも変わらない......