主人の大好物は、いかと里芋の煮物です。
今年も親戚から美味しい里芋がドサッと届きました。
まずは、定番のいか里の煮物をつくりました。
大根その他がある場合は、入れます。
見た目と味のバランスに人参とインゲンも必須アイテムです。
いつもと変わらぬおいしい家庭料理です。
★材料
(4人分)
いか
2杯
里芋
8個
大根
3分の1本
人参
2分の1
インゲン
100g
★作り方
(1時間以上)
1.
野菜の下ごしらえ
里芋の皮は厚くむいて、同じおおきさになるように、大きいものは2個に切って、角をとる
大根は、3cm位の輪切りにして、2mm位の厚むきをして、面取りをして、大根の表面に十時の飾りきりのを入れておく
味が染みやすい、一般的な所作です。
2.
いかの下ごしらえ
耳とわたを取り、いかの内側はきれいに臓物を取ります。
綿が残っていると、苦くなります。
耳と足を切り取り、適宜に切っておきます。
耳は、臭みを取るためにハジを2mmくらいずつ切り離しておいて、2分の1づつにします
足は、長い2本は、半分の長さに切っておき、あとの足は、2~3本位に分けます
3.
煮汁を作る
昆布ダシ汁500cc
にんべんのつゆ、もしくは、一般的なそばつゆをお玉に3杯
料理酒を大さじ2杯みりんを大さじ2杯、砂糖大さじ2杯の同割で合わせて、生姜を5gほど適宜の大きさに切って入れます
鷹の爪も輪切りのモノを3,4個入れます。
これらを合わせた煮汁を作って、2分ほど煮て馴染ませます。
4.
いかの下煮
煮汁をいかにヒタヒタに掛るくらい入れて、3分ほど煮詰めます。
決して焦がさないように、スプーンで、煮汁をかけながら丁寧に仕上げます。
水分がだいぶ減って、きたら火を止めてアルミ箔の蓋をして、表面が乾燥しないようにします。
5.
野菜の下煮、里芋
鍋に2リットルのお湯を沸かして、お酢を50ccいれて、里芋を静かに入れて、弱火で、アクをとりながら、芋が白くなり、少しヒビが入るくらい柔らかくなるまで煮る
目安として、20分位、けっして、煮崩れるまでにてはいけません。
味が染みるためにと臭みを取るために煮ておきます。
串がすーっと通るのも目安のひとつです。
柔らかくなったら、ザルに上げて、ラップをかけておきます。
空気に触れて、芋が変色しないようにするためです。
6.
野菜の下煮、大根、人参 インゲン
里芋とは、別鍋にやはり2リットル位のお水に洗って、拭いておいた昆布を敷いて、30分位
生のお米をひとにぎり入れて、沸騰させ大根を入れます
弱火で、アクをとりながら、大根が白くなり、目安として、20分位、味が染みるためと煮汁で煮るとこの所作を行なっていないと変色して、黒っぽくなります。
串がすーっと通るのも目安のひとつです。
柔らかくなったら、ザルに上げて、ラップをかけておきます。
空気に触れて、大根が変色しないようにするためです
人参も適宜に3cm以上の厚切りで揃えます。
大根と一緒に茹でます。
同様に柔らかく串が通ったら、ザルに上げて、ラップをしておきます
インゲンは、沸かしたお湯1リットルに塩を小さじ1杯を入れて、色が出てから1分位で取り出しザルに上げておく
ラップをすると予熱で茶色く変色してしまうので、ザルに挙げたままにしておきます。
7.
野菜の下煮
先程の煮汁に里芋と大根と人参を入れて、弱火で30分ほど煮て、里芋1つ輪切りにして、染み具合いを見る
5mmほど煮汁がしみていたら、みりんを鍋肌から廻し入れて、イカも野菜の上に置いて、中火にして、煮汁をスプーンですくい上げて、掛け回す
3~5分ほどで、火を止める
それぞれの素材の色が変色しないように気を付けて、下ごしらえの下煮など手を抜くと大根の苦さや、野菜のアクが出て
まったりとした、コクのある旨みが出ません。
あとは、冷めてから、味がしっかり回るので、温かい内に食べるのも良いですが、冷めてからの方が、個々の味がいかのダシで旨みが詰まって、なんとも言えない後追いをしたくなる味に仕上がります。