中部イタリアのトスカーナで教わったキノコ類をたくさん使ったトマトソースです。『ポルチーニ茸』は、イタリア特産の香り高いキノコで、日本のマツタケのような存在です。
イタリア人も毎年収穫を楽しみにして、スライスしてサラダにしたり、網で焼きオリーヴオイルをかけていただいたりと、ポルチーニの素材の美味しさを味わいます。
乾燥ポルチーニは、干しシイタケのように、一度水で戻してから、戻し汁も一緒に使います。
キノコ類には、美容ビタミンと言われるビタミンB2が含まれており、活性酸素の働きを阻害してくれます。また、食物繊維が豊富なので便秘解消や、ノンカロリーなので、ダイエット効果もあります。
パンチェッタは、豚ばら肉のかたまりを塩漬けし、乾燥熟成させた保存食です。
★材料
(4人分)
乾燥パスタ(ペンネ)
320g
パンチェッタ
100g
ニンニク
1かけ
玉ネギ
1/4個(50g)
EXVオリーヴオイル
大さじ2
マッシュルーム
100g
シメジ
100g
マイタケ
100g
乾燥ポルチーニ
10g
イタリアンパセリ
4本
ホールトマト缶
1缶(400g)
生クリーム
100g
塩
小さじ1/2~
黒コショウ
少々
★作り方
(30分~1時間)
1.
パンチェッタは8mm角の拍子切りにする。
ニンニク、タマネギ、イタリアンパセリはみじん切りにする。
マッシュルームは縦4等分に切る。
シメジは石づきを切り落として小房に分け、マイタケも小房に分ける。
2.
乾燥ポルチーニは、軽く水洗いして30ccの水で戻す。戻し汁は取っておく。
3.
フライパンでパンチェッタを軽く炒め、ニンニク、タマネギを加えてさらに炒める。
4.
タマネギが半透明になったら、(1)のマッシュルーム、シメジ、マイタケを加える。
5.
キノコ類に火が通ったら、戻したボルチーニ、ポルチーニの戻し汁をこしたもの、トマトホール缶、塩を加え、30分以上煮込む。
6.
仕上げに生クリームを加えてひと煮立ちさせ、塩、コショウで味を調える。
7.
熱湯2ℓに塩20gを加えパスタをアルデンテ(歯ごたえのある固さ)に茹であげてソースと合わせ、塩、コショウで味を調える。
8.
皿に盛り付け、(1)のイタリアンパセリを振る。
市販の乾燥ショートパスタは、表示ゆで時間通りに茹であげますが、乾燥ロングパスタの場合は、表示ゆで時間より2分程前に茹であげてソースと絡ませるとアルデンテに仕上がりやすいです!
ソースが煮詰まりツヤがなくパスタと絡みにくい場合は、パスタのゆで汁を少し加えると乳化が安定し、ソースとパスタが絡みやすくツヤのあるパスタに仕上がります。