イギリスの家庭で、食後のプディング/デザートとしてよく登場するもののひとつ。
そぼろ状のほろほろとした生地、クラムとフルーツの相性が抜群の、非常に素朴なお菓子です。
カスタード、アングレーズ・ソースまたは生クリームと一緒にどうぞ。
★材料
(4人分)
薄力粉
125g
バター
40g
グラニュー糖
40g+30g
リンゴ
500g
水
50ml
★作り方
(15~30分)
1.
リンゴは4つ割にし、芯を取り、スライスする。鍋にリンゴのスライスと水を入れ、弱火にかけ、やわらかくなるまで煮る。
2.
薄力粉を2〜3度ふるう。バターを適当な大きさ(3cm角より小さいとよい)にカットする。フードプロセッサーに薄力粉とバターを入れ、そぼろ状になるまで回す。
※フードプロセッサーが小さい場合は、適度な量の粉類とバターを回し、その後でフードプロセッサーに入らなかった粉類と合わせる。
3.
2をボウルに移し、グラニュー糖40gを加え混ぜる。
4.
耐熱皿に1のリンゴを入れ、グラニュー糖30gをふりかけ、3をふりかけ、スプーンなどで表面をならす。
※表面をならすときにぎゅっと押さえつけないようにすること。
5.
180℃のオーブンで30〜40分、表面がきつね色になるまで焼く。
下準備
*耐熱皿にバターを塗っておく。
*オーブンを180℃に温めておく。
リンゴは紅玉など酸味の強いものがおすすめです。
いろいろなフルーツでアレンジでき、プラム、ルバーブ、グースベリー、ブラックカラントなども適しています。
ルバーブのように酸味の強いものは、フルーツの上にふりかけるグラニュー糖の量を若干増やすとよいでしょう。
冷凍や缶詰のフルーツでもOKです。
グラニュー糖はきび糖でも三温糖でも可。
粉は、薄力粉と、ポーリッジ用オーツ、またはミューズリ、
はたまた刻んだナッツ類を半々でもまた違ったおもしろさです。
そぼろ状にするのにフードプロセッサーを使いましたが、
手でこすり合わせるやり方でもよし、です。