アイリッシュ・シチュー【Irish Stew】

アイリッシュ・シチュー【Irish Stew】
  1. おいしそう!

料理紹介

イギリスのおふくろの味。イギリス版肉ジャガと称されることもあります。
手持ちの資料によると、19世紀初頭にアイリッシュ・シチューと命名され、
ヴィクトリア朝時代にはミドルクラス(中産階級)の料理だったようです。
正しい材料は諸説あり、作り方に関してもいろいろで、
材料にニンジンやリークを入れるものや、スープストックを使うレシピもあります。
私自身の好みはこのいたってシンプルな材料と作り方。
キャセロール料理としてオーブンを使うようですが、手軽に鍋で作ってみました。

肉はラムかマトンが本筋。牛肉でもいいとか。羊は首回りの肉(フィレ)か赤身肉がよいようですが、入手しづらいのでラムチョップを。骨付きなので、よいダシが出るような気もします。
パセリは茎も捨てずに、ブーケガルニの要領で使いましょう。
記した野菜の大きさはあくまで目安。薄く細かく、よりは、ざっくりぐらいがおすすめです。
ジャガイモを最後にのせたり、アルミホイルやクッキングシートをかぶせたりしていますが、
面倒なら材料はラフに入れ、カバーなしでもOK。途中、煮詰まったら、水を適宜補いましょう。

合わせるのはぼそぼそして酸味のあるソーダブレッドがベスト。ダンプリングと合わせることもあるようです。
身近なところでは、ふわふわの白いパンよりは、全粒粉などを使った滋味深いパンの方がマッチします。

★材料

(2人分)

  • ラムチョップ

    4枚

  • タマネギ

    1個

  • ジャガイモ

    2個

  • パセリ

    1枝

  • 適量(450ml程度)

  • 小さじ1

  • コショウ

    適量

★作り方

(30分~1時間)

  1. 1.

    タマネギは皮をむき、縦半分に切り、1.5cm幅にスライスする。ジャガイモは皮をむき、1.5cm幅にスライスする。パセリは葉と茎の部分を分け、茎は適当な長さに折って束ね、タコ糸で縛る。パセリの葉はみじん切りにする。

  2. 2.

    鍋にラムチョップとタマネギを入れ、塩、コショウ、束ねたパセリの茎、みじん切りにしたパセリを入れる。

  3. 3.

    2を覆う気持ちでジャガイモをおく。ひたひたになるぐらいまで水を入れる。

  4. 4.

    上部をアルミホイルかクッキングシートをかぶせる。ふたをして、弱火で約40分煮込む。

  5. 5.

    束ねたパセリの茎を外し、皿に盛る。

★ワンポイントアドバイス

肉はラムかマトンが本筋。牛肉でもいいとか。羊は首回りの肉(フィレ)か赤身肉がよいようですが、入手しづらいのでラムチョップを。骨付きなので、よいダシが出るような気もします。
パセリは茎も捨てずに、ブーケガルニの要領で使いましょう。
記した野菜の大きさはあく<script id="gpt-impl-0.6907054143957794" src="https://securepubads.g.doubleclick.net/gpt/pubads_impl_107.js"></script>まで目安。薄く細かく、よりは、ざっくりぐらいがおすすめです。
ジャガイモを最後にのせたり、アルミホイルやクッキングシートをかぶせたりしていますが、面倒なら材料はラフに入れ、カバーなしでもOK。途中、煮詰まったら、水を適宜補いましょう。

りこりすさん

りこりすさん

イギリス菓子&料理研究家 食の編集者/ライター、フードコーディネーター“りこりす”がお届けするブログです。 イギリスには住んでいたこともあり、お菓子をはじめイギリスの食のとりこになり、現地に料理コースに通ったことも。 FBページ「イギリス菓子の会」主宰