できたての温かいうちにデザートとしても、冷めてもおいしいケーキ。
特に温かいときは、カスタードを添えて食べるとおいしさ倍増で、いかにもイギリス人好みといった味わいです。
通常、イギリスでは調理用にはクッキングアップルと分類される酸味の強いリンゴを使いますが、このケーキに関しては甘みのあるものでOK。
甘みと酸味が適度にあるものが向いていると思います。ですので、フジでも紅玉でもジョナゴールドでもお好みのもので。
直径18cmのケーキ型1個分です。
★材料
(5人以上分)
薄力粉
250g
ベーキングパウダー
小さじ2 1/2
シナモンパウダー
大さじ1/4(小さじ3/4)
グラニュー糖
80g
卵
2個
サラダ油
100ml
レーズン
150g
リンゴ
1個(250〜300g)
リンゴジュース
125ml
アーモンドフレーク
20g
★作り方
(1時間以上)
1.
リンゴをすりおろす。
※皮はむかない。
薄力粉、バーキングパウダー、シナモンパウダーを合わせて、2〜3度ふるい、ボウルに入れる。卵をときほぐす。
2.
ふるった粉類にグラニュー糖とレーズンを入れ、軽く混ぜる。真ん中にくぼみを作り、サラダ油、ときほぐした卵、リンゴジュース、すりおろしたリンゴを入れ、混ぜる。
3.
2の生地を用意しておいた型に流し入れ、アーモンドスライスを散らす。
4.
180℃のオーブンで1時間焼く。途中、表面が色づいたら、表面をアルミホイルで覆う。
5.
表面の中央がかたくなったら、オーブンから取り出し、ケーキは型に入れたまま10分以上そのままにしておき、その後型から出し、網の上で冷ます。
下準備
*バターを室温でやわらかくしておく。
*型にバター塗り、クッキングシートを敷いておく。
*オーブンを180℃に温めておく。
このケーキ、アーモンドフレークを散らして焼くので、どうしても焦げやすい。ですので、表面がほどよく焼けたらアルミホイルで覆い、表面はそれ以上焼かず、中をしっかり焼くようにします。
家庭で一般的なケーキ型の直径は18cmだと思うので、それで作りましたが、もしお持ちなら直径20〜23cmほどの型がおすすめ。その方が外面積が大きくなり、外のクリスピーな部分と中のしっとりした生地とのバランスがよいように思えます。
うまく18cmで割り出したかったのですが、材料の計量が面倒になるので、量りやすい分量を優先させました。
直径20〜23cmほどの型で焼く場合は、焼き時間は短め、45分ほどでよいかと思います。
仕上げに粉砂糖をふりかけてもきれいです。