このデザートは、ロシアのロマノフ王朝の皇帝に捧げたイチゴのデザートに由来。
ロマノフという名前はそこから来ているようです。
イチゴはなるべく素朴な感じのものがいいと思います。
粒が小さく、あまり糖度が高すぎず、適度に酸味もあるのがベストです。
大粒できれいにパック詰めされたものは、そのまま生で食べるのによく、手をかけるのはもったいない。
オレンジ・キュラソーはコアントローやグラン・マルニエなどを。
大さじ1としましたが、お好みでもう少しきかせてもいいかなと思います。
★材料
(4人分)
イチゴ
250g
オレンジ
1/2個
オレンジ・キュラソー
大さじ1
生クリーム
150ml
粉砂糖
大さじ1(9g)
★作り方
(15~30分)
1.
オレンジは皮の部分を数か所そぎ、細く切り、飾り用にとっておく。
2.
1のオレンジを半分にカットし、ボウルにオレンジ汁を搾る。
3.
イチゴをヘタをとって縦半分に切り、2のボウルに入れ、オレンジ・キュラソーも加え、軽く混ぜ、約15分そのままにしておく。
※混ぜるときは、イチゴを傷つけないためにも、ボウルをゆすれば十分。
4.
生クリームに粉砂糖を加えて、軽く角が立つぐらいまで泡立てる。
5.
器に3のイチゴを汁も一緒によそい、1のオレンジの皮をあしらい、4の泡立てた生クリームをおく。
苦みがあるオレンジの皮は、見た目にもよいアクセント。
ただし、主張させないよう、薄く、細くが鉄則。
オレンジの皮を切り取るときは、白い部分を外すように、薄く切り取りましょう。
白い部分が入ると食感がもそもそしてよくありません。
そして、イチゴや生クリームの食感を邪魔しないよう、できる限り細く切るとよいでしょう。