20世紀初頭に活躍したロシアのバレリーナ、アンナ・パヴロヴァが名前の由来。
彼女が世界ツアーでニュージーランド/オーストラリアを訪れた際に作られました。
大きく焼いたメレンゲを使う華やかな見た目は、バレエの衣装、チュチュをイメージしたものだそうです。
パヴロヴァは、メレンゲを作るのにオーブンに入れる時間こそ長いものの、決してむずかしいものではなく、しかも使う材料もシンプル。
なので、見た目の割にぐっとお手軽な一品です。
覚えておくと、人が集まる機会のデザートメニューとして役立ちます。
★材料
(4人分)
卵白
2個分
グラニュー糖
115g
コーンスターチ
小さじ1
白ワインビネガー
小さじ1/2
ミックスベリー(冷凍)
250g
生クリーム
100ml
粉糖
小さじ2
★作り方
(30分~1時間)
1.
クッキングシートの中央に直径18cmの円を描き、天板におく。
オーブンを120℃に温めておく。
2.
メレンゲを作る。ボウルに卵白を入れて泡立て、グラニュー糖を数回に分けて加え、さらに角がピンと立つまで泡立てる。コーンスターチと白ワインビネガーを加え、泡立てる。
3.
準備しておいた天板に、2をテーブルスプーンですくっておいていく。まずは周囲から、それから中を埋め、ふちが高くなるように、周囲においていく。
4.
120℃のオーブンで1時間焼く。
5.
表面がかたまり、焼き上がっているのを確認したら、火を切り、3時間以上、そのままオーブンの中に入れておく。
※かたまっていない場合は、表面がかたまるまで、さらに焼く。
6.
生クリームに粉糖を加えて、やさしく角が立つまで泡立てる。
7.
メレンゲを皿に移し、中央に7の生クリームを入れ、表面を軽くならす。
ミックスベリーをおく。
メレンゲはオーブンに入れる時間が長いので、前の晩に作り、そのままオーブンに入れっぱなしにしておくと楽です。