料理やお菓子にサツマイモを使うと、どうしてもほっこりとした甘さを打ち出しがちですが、実はシャープに仕上げることも可能。それがこのレシピ。
もちろんサツマイモを使うので、サツマイモ自体の甘さはあるのですが、それはサツマイモで完結されます。
加わるとぐっと優雅な趣となるイチジクを組み合わせ、煮詰めたバルサミコ酢、ミントをプラスすることで、ぐっとシックな一品に仕上げました。
バルサミコ酢やミント、これは私だけかもしれませんが、イチジクを使うところが、地中海沿岸の国々を連想させることから、地中海風と名付けました。
★材料
(4人分)
サツマイモ
500g
オリーブオイル
大さじ2
塩
小さじ1
バルサミコ酢
20ml
グラニュー糖
10g
赤トウガラシ
1/2本
イチジク
3個
ミント(葉)
大さじ1
★作り方
(30分~1時間)
1.
オーブンを180℃に温めておく。
サツマイモは洗って、皮をつけたままで、縦半分に切り、フライドポテトの大きさ程度に切る。
2.
耐熱皿に1のサツマイモを皮を下にしておく。
オリーブオイルを回しかけ、塩をふりかける。
3.
180℃のオーブンで、サツマイモがやわらかくなるまで30分焼く。
4.
赤トウガラシは種をとり、みじん切りにする。ミントは粗みじん切りにする。イチジクは縦1/6に切る。
5.
鍋にバルサミコ酢、グラニュー糖、4のみじん切りにした赤トウガラシを入れる。
6.
ローストしたサツマイモをオーブンから取り出し、軽くかき混ぜる。
7.
5の鍋を弱火にかけ、約2分煮詰める。
とろっとしかけてきたら火からおろす。
8.
6のサツマイモに4のイチジクを散らし、7の煮詰めたバルサミコ酢を回しかける。
4の粗みじん切りにしたミントを散らす。
食事の一品(ごはんのおかずにはならないでしょうが)としてはもちろん、デザートに使うのもおすすめ。
その場合、グリークヨーグルトを添え、砕いたピスタチオを散らすと完璧です。