スペイン・サンセバスチャンの石畳から名付けられた、切った途端に歓声があがる楽しいケーキ。
でもシンプルな材料のバターケーキ生地で、抜いた生地を組み替えるだけなので見た目よりも作り方は簡単です。
生地のつなぎもコーティングもガナッシュでしっとりしていて、カロリーもリッチなタイプだけれど上品な甘さなのでコーヒーにぴったり。
チョコレート好きにはたまらない幸せの時間です。
普段の食卓にはもちろん、贈り物やお祝いごとにもおすすめ。
★材料
(5人以上分)
A無塩バター
50g
Aグラニュー糖
50g
A卵
50g(M1個分)
A薄力粉
50g
Aベーキングパウダー
1g(小さじ1/3)
B無塩バター
50g
Bグラニュー糖
50g
B卵
50g(M1個分)
B薄力粉
40g
Bココアパウダー
10g
Bベーキングパウダー
1g(小さじ1/3)
Cチョコレート
140g
C生クリーム
70g
C洋酒(ラム酒など)
15cc(大さじ1)
12cmの丸型
2台
4cmの丸い抜き型
1個
8cmの丸い抜き型
1個
★作り方
(1時間以上)
1.
~下準備~
○バターと卵は室温に戻す
○AとBの粉類をそれぞれふるっておく
○12cmの丸型にそれぞれ敷き紙を敷いて置く
○オーブンを180度に予熱し始める
2.
Aのプレーン生地とBのココア生地を、それぞれ材料が馴染むまでしっかり順に混ぜて(粉類だけは練らないようにゴムベラで底から返すように混ぜる)、それぞれ12cmの丸型に入れて約40分焼き、竹串を中心に刺して生地がつかなくなったら取り出す
→途中で焦げそうになったらアルミホイルをかぶせる
3.
それぞれ上面の膨らんだ部分を平らに整えてから2枚にスライスし、計4枚をそれぞれ4cmと8cmの丸型で抜いて、生地が崩れないよう注意しながら色が交互になるよう組み変える
☆写真つきの工程はこちらに載せています
http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-11366663134.html
4.
Cのチョコレート・生クリーム・好みで洋酒を湯煎で溶かして分離しないようしっかりとなめらかに混ぜたら、そのガナッシュをのり代わりにして色違いの生地が交互になるように重ね、表面にもガナッシュをコーティングし、冷蔵庫で冷やし固めて落ち着かせる
→塗っている間にガナッシュが固くなったら、再度湯煎に少しかけてからしっかり混ぜると、塗りやすい
きれいな断面にするには、それぞれのケーキをスライスする時にサイズをそろえることと、切り分ける時によく切れるナイフを使うこと。
定規やケーキスケール(高さを合わせられる棒)などがあると便利です。
数年前のバレンタインに友人から頼まれて一緒に作り、当日『彼がとても感激して喜んでくれた』との嬉しい報告がありました。更にこのことがお菓子作りに目覚めるきっかけにもなったそうで、私も更に嬉しい気持ちに。