干しぶどうとコニャック入りКулич

干しぶどうとコニャック入りКулич
  1. おいしそう!

料理紹介

Пасха(パスハ/復活祭)に焼くКуличи(クリーチ/パスハ:復活祭に頂く菓子パン)、今年はメレンゲなし、生地に木の実は入れない代わりに干しぶどうとピールをたっぷりのコニャックでマリネしたものを加えて焼き上げた風味豊かなクリーチです。

★材料

(5人以上分)

  • 強力粉

    300g

  • 室温に戻したバター

    80g

  • 砂糖

    70〜100g

  • 小匙1/2

  • 卵黄

    2個

  • 牛乳

    100ml

  • ドライイースト

    4g

  • ぬるま湯

    30ml

  • ※干しぶどう

    15g

  • ※たんかんピール

    4枚

  • ※文旦ピール

    2枚

  • ※生姜の砂糖漬け

    5枚

  • ※コニャック

    20ml

  • ☆粉糖

    1/2カップ

  • ☆卵白

    1/2個

  • 仕上げ用卵黄

    1個

★作り方

(1時間以上)

  1. 1.

    分量の中から大匙1の粉とぬるま湯/イーストを合わせて予備発酵する。

  2. 2.

    ※印の干しぶどう以外のものを細かく切っておく。
    切ったものと干しぶどうをコニャックに漬ける。
    時々かき混ぜて全体にコニャックが染み込むようにする。
    最低30分以上漬け込む。

  3. 3.

    ボウルにふるった粉/砂糖/卵黄/牛乳/コニャックと漬け込んだフルーツ/予備発酵したイースト液を加えよく混ぜる。
    15分捏ねる。

  4. 4.

    生地の中央に室温に戻したバターを乗せ、生地で包みながら捏ねていく。
    生地全体にしっとりとした艶が出て滑らかになるまで。

  5. 5.

    丸めてボウルへ入れ、布巾やラップなどをかけ暖かいところで3時間発酵させる。

  6. 6.

    発酵したら型の半分以下の高さに生地を入れる。
    型の底にはパーチメントペーパーを敷いておく。
    布巾やラップなどをかけ暖かいところで型の8分目ほどまでに発酵させる。

  7. 7.

    オーブンを200度に予熱。
    予熱が上がったら生地の上部に卵黄を塗り、型をオーブンへ入れ、焼く。
    200度 1時間
    上部がしっかり濃い茶色になるように。

  8. 8.

    焼きあがったら型から取り出し冷ます。
    冷ましている間に粉糖に溶いた卵白を少しずつ加え滑らかな状態にする。
    完全に冷めたパンの上部に塗り固める。

  9. 9.

    切り分けて別に紹介しているПасха(パスハ/復活祭用カッテージチーズデザート)やバターをたっぷりつけて召し上がれ。

    https://etigoya13.exblog.jp/26644470/

★ワンポイントアドバイス

コニャックへ漬け込むフルーツは前日からつけておくとより味がしみ込みます。
ピールや生姜の砂糖漬けはお好みで増減してください。
お菓子として食べる場合は砂糖多め、朝食などに食べるために甘みを少しだけ控える場合は減らしてください。
型は円筒形(φ12cm深さ10cm)のものを使用していますが、村ではケーキの型を使って焼いている人もいるのでお好みで。

★よろこばレシピ エピソード

コニャックに漬け込んだフルーツが一口ごとにふわりと香りお茶の共に最適と喜ばれました。

越後屋さん

越後屋さん

ロシア料理と言われて何を思い浮かべますか? ロシア(シベリア)の人は森の民、森の恵みを最大限生活へいかしています 夏は+40度越え冬は氷点下50度以下の村で8年ちょっと帯同駐在していました。 帰任した現在はロシア人から教わって、ごちそうになってただいま大地の味を忘れない様日本で作っています。 広い国土のロシア、旧ソ連地域の料理も時おり登場します。