ビーフシチューは ディナーをより豪華に演出してくれます。アメリカでは デミグラスソースが簡単に手に入りません。だから 市販のルーを使っている人も多いはずです。
でも 簡単に作れるんです。材料、作り方はとてもシンプル。
お野菜とお肉を炒めて、あとはオーブンにお任せ~
★材料
(5人以上分)
牛肉 シチュー用より大きめ
500g
しお、こしょう、ガーリックパウダー
少量
小麦粉
大さじ 4
オリーブオイル
大さじ 3
玉ねぎ
中1個
にんじん
1本
セロリ
1本
マッシュルーム
5個
パセリのみじん切り
1/4カップ
バター オリーブオイル
各 大さじ1
小麦粉
大さじ 3
トマトペースト
山盛り 大さじ2
赤ワイン
400cc
ブーケガルニ または ベイリーフ
適量
ビーフストック (なければチキンブイヨンをお湯で溶いたものでも可)
500cc
トマトの水煮缶
1個
じゃがいも
大2個
にんじん
2本
アスパラガス
細めのものであれば 25本程度
パールオニオン(小玉ねぎ)
15個
マッシュルーム
大5個 (小さいもの15個くらい)
チキンストック (固形ブイヨンをお湯で溶いたもので可)
2カップ
にんにく‘
2片
★作り方
(1時間以上)
1.
まず煮込み用の野菜、玉ねぎ、セロリ、にんじん、マッシュルームを1cm大に粗みじん切りにします。にんにくはたたいてスライスします。パセリはみじん切りします。肉は 豪快に5 cmくらいにカットします。煮込むので 固い部位でも大丈夫です。
2.
煮込み用厚手の鍋を強火にかけて熱します。
3.
牛肉に塩こしょう、ガーリックパウダーをよく手でもみ下味をつけ、小麦粉を振りかけてさらにも手でんで馴染ませます。3分置きます。
4.
熱した鍋にオリーブオイルを入れ、牛肉の両面に焦げ目が色がつくまで焼いて、いったん皿に取り出します。
5.
肉を炒めた鍋にバターとオリーブオイルを足して、みじん切りにした煮込み用野菜を炒めます。
6.
うっすら焦げ目が付き始めたら、小麦粉を振り入れ、3分くらい炒めます。トマトペーストを加え、野菜に絡めるような気持ちで、炒めます。
7.
赤ワインを注ぎいれ、アルコールを飛ばすために一度沸騰させます。沸騰したらすぐに火を弱め、10分くらいに蓋をしないで煮ます。鍋の底についた おいしいエキスをきれいに洗うようにイメージしながら、へらでこそげとりながら、煮ます。
8.
7にビーフストック、トマトの水煮缶を入れ、取り出しておいた肉とローリエも入れて蓋をします。あらかじめ華氏350度(摂氏180度)に温めておいたオーブンに入れて、ことこと煮込みます。弱火の直火で煮込んでも作れますが、底が焦げないように時々かき混ぜて下さい。
9.
1時間煮込むと、お肉が柔らかくおいしく食べれます。
*さらにおいしくするために温度を275度(摂氏135度)に下げてゆっくり半日煮込みます。(おススメ)
10.
食べる15分前くらいから、付け合せの野菜の用意をはじめます。
11.
じゃがいも、にんじんは 時間があればシャトー剥きという方法で下ごしらえをします。5-6cmの長さのフットボール状に面取りします。
マッシュルームは半分か4つ1にカットします。
アスパラガスはきれいに下部の固い部分は皮をむきます。
パールオニオンは皮をむき、へたと根の部分を切り落とします。
12.
チキンストックと白ワインを入れた鍋ににんじんを入れ5分くらい煮たら、じゃがいもとパールオニオンを入れさらに煮ます。じゃがいもとにんじんが柔らかくなったら皿に取り出します。
13.
3の鍋にマッシュルームを入れ、数分煮て火を通して、取り出します。
14.
アスパラガスは塩茹で、または12の野菜を煮たストックで茹でます。
15.
オーブンからシチューを取り出して、塩こしょうで味を整えます。
16.
シチューに付け合せの野菜を入れてさっと味をなじませます。
器に盛り付け、バゲットとサラダを添えれば、ディナーの完成です!
17.
*とろみが弱い場合は、室温に戻したバター大さじ1と小麦粉大さじ1を練ったブールマニエを加え 濃度を加えます。
海外でデミグラスソースは 入手が困難。それでも おいしいビーフシチューが食べたいですね。
手順が多いので 一見難しそうですが、作ってみると簡単です。
オーブンで煮込み料理をすれば、焦げ付きの心配がありません。私はとろみのあるシチューやカレーは朝のうちに仕込んで、あとはオーブンに調理を任せています。クロックポットという電気で温める低温調理器がアメリカでは普及していてます。これを使うと 材料を朝ポットに入れて電源を入れれば、夜にはおいしいシチューやスープが出来上がっているので、共稼ぎの主婦や忙しくて料理をする時間がない人に非常に人気です。
夫の大好物、無口な夫が満面の笑顔で「おいしい!」と言います。家族や友人のリクエストも多く、パーティーやクリスマスディナーのメインに出すと、間違いなく誰もが喜んでくださる一品です!