中国で覚えた本格的な水餃子の作り方です。この動画の他にもっと詳しい動画もYouTubeにアップロードしてあります。手順を何度も見て実際にやってみるのが上達の早道です。水餃子1個の茹でる前の重さで50g位のもの50個前後を作る場合の材料です。
★材料
(5人以上分)
強力粉
440g
薄力粉
220g
水
160~200ml
打ち粉
適量
白菜(1/4カット)
内側の葉2~3枚
ニラ
1束
豚ひき肉
120g
豚三枚肉
120g
すりおろしにんにく
大匙2
胡麻油
大匙2
薄口醤油
大匙1
五香粉
5~6振り
塩・こしょう
適量
★作り方
(1時間以上)
1.
ボールに強力粉と薄力粉を入れ、水を差しながら最初は箸で混ぜる。まとまって来たら両手で混ぜる。中身を麺台に取り出し両手で捏ねる。耳たぶくらいの固さになるまで。パン生地のように固くしないこと。
2.
・生地の表面が滑らかになったら捏ねるのを止め、押しつぶし、包丁の背で半分に切り分け、濡れふきんをかけて3,40分寝かす。ニラは長さ1センチ程度、白菜は白い芯に縦に2,3回包丁を入れてから1センチ程度にみじん切り。更に縦横に包丁を入れ細かく。
3.
豚三枚肉は幅1センチに細切り後、包丁の刃で叩く。豚ひき肉を加える。ボウルに野菜、肉を入れ最初は箸で混ぜる。調味料を全部加えたらこんどは必ず手でしっかり混ぜる。生地を取り出し転がしながら細く伸ばしてゆく。直径3センチ位になるまで。包丁で2センチ幅くらいに切り分け平らに押し潰す。
4.
左手親指で生地を押さえ乍ら右手の麺棒で生地の端を押すようにし乍ら右回りに回転させてゆく。詳しくは動画を見て。出来上がった餃子の皮の中央に具をスプーンでのせ、皮の縁を合わせ閉じる。両端はひだ状に。具が多すぎるとパンクする。
5.
鍋の湯が沸騰したら餃子を入れ強火で茹でる。2,3回差し水をするうち、全部の餃子が水面に浮いて来たら出来上がり。茹でる前に水餃子を冷凍保存した場合も,茹でる手順は同じ(少し時間がかかる)。
具を混ぜるときは必ず両手で混ぜること。美味しい餃子を作る秘訣。箸などで混ぜても絶対に美味しい餃子はできない。使う粉の比率は強力粉2に対し薄力粉1が基準。水の量はその日の気温、湿度などで変わる。何回が試行錯誤しているうちにコツを覚えられる。
子供時代を中国東北(旧満州)で育ったので水餃子はお手のもの。家族総がかりで作る水餃子は楽しい思い出です。中国で餃子と言えば水餃子のこと。日本でももっと大勢の人が美味しさを知ってほしくて。