木と漆と螺鈿の旅

木と漆と螺鈿の旅
  1. おいしそう!

冬の終わりの京都国立近代美術館にて。黒田辰秋展、2月下旬に観てまいりました。生誕120年 人間国宝 黒田辰明展。サブタイトルが、木と漆と螺鈿の旅。ほとんどお名前しか知らなかった黒田辰明さん。木工芸の分野では初の人間国宝。当時、木工芸では分業制が一般的だった中、図案制作や素地作りから加飾まで一貫して一人で行われたそう。実用性と装飾性、素材の特性が一体となった、数々の独自の作品群。力強い大型の家具から......