トマトフォンデュ

トマトフォンデュ
  1. おいしそう!

料理紹介

スイスの名物料理にチーズフォンデュというのがありますが、
トマトフォンデュはそこにさらにトマトを加えたもの。

とろとろに溶けたチーズとトマトのソースを
バゲットやお好きな茹で野菜に絡めながらいただきます。
おいしいのはもちろんですが、皆でわいわい楽しめるのも魅力です♪

★材料

(2人分)

  • 生トマト

    大3個 (約300g)

  • にんにく

    1片

  • 玉ねぎ

    小1個 (約100g)

  • オリーブオイル

    大さじ1

  • 茹でじゃがいも

    適量

  • お好きな茹で野菜

    適量

  • バゲット

    適量

  • [A] お好みのチーズ (エメンタール、グリュイエール、ゴーダなど)

    合わせて350~400g

  • [A] 白ワイン または 牛乳

    100~150cc

  • [B] キルシュヴァッサー (なければ 白ワインでも代用可)

    大さじ1杯半

  • [B] コーンスターチ または 片栗粉

    小さじ2

  • [C] バジル

    適量

  • [C] 塩

    少々

  • [C] 粗挽き黒胡椒

    少々

★作り方

(5~15分)

  1. 1.

    トマトは皮付きのまますり下ろし、手元に残った皮は捨てる。
    にんにくと玉ねぎは細かめのみじん切りに、
    チーズ類はおろし器でおろすか包丁で刻んでおく。

  2. 2.

    茹で野菜を準備し、バゲットは食べやすい大きさに切っておく。
    (※この時、1個1個にバゲットの皮の部分が付くように切ること!)

  3. 3.

    小鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて熱し、
    弱火で玉ねぎを入れてやや茶色がかるまで炒めたら
    すり下ろしたトマトを加えて混ぜる。

  4. 4.

    3). を少し煮詰めてから[A]を加えて弱火にし、
    木べらなどでたえずかき混ぜながらチーズをしっかりと溶かす。
    最後によく溶いた[B]でとろみを付け、[C]で味を調えたら食卓へ。

  5. 5.

    フォークなどでお好みの食材を刺し、小鍋の底から
    しっかりこそげ取るようにソースを絡めていただきます。
    (※特に、バゲットの皮の部分で鍋底を混ぜるようにしながら食べると
    焦げ付き防止にもなります。)

★ワンポイントアドバイス

◆白ワインは牛乳でも代用できます (お子様用などに)。

◆加えるチーズやワインはお好みのものを。
 少し煮詰まるので、あまりクセのないものがおすすめです。
 (最近ではフォンデュ用のチーズというのが売られているようなので、
 それを使ってもOK♪)

◆チーズが胃の中で固まらないよう、食べる時は冷たい飲み物は厳禁。
 白ワイン、または紅茶などの温かい飲み物と一緒にいただきます。

◆専用のフォンデュ鍋が無い場合は、溶けたチーズを
 野菜やパンにかけてから食卓へ運んだり、ホットプレートなどを利用しても。
 また写真のように厚手の小鍋で作って食卓へ持って行き、
 チーズが固まってきたらまた火を入れても。

庭乃桃さん

庭乃桃さん

料理・食文化研究家。女子栄養大学 食生活指導士。ご飯がすすむ毎日のおかずから、ひと鍋で作れる本格欧風料理、日本の食卓にもなじむスパイス&ハーブのレシピまで幅広くご紹介しています。 2020年、欧州連合(EU)の食品・飲料プロモーション「パーフェクトマッチ・キャンペーン」で、季節のオリジナルレシピの開発・監修を担当。 柏書房より、ヨーロッパの食と歴史をレシピと共に紹介した『おいしく世界史』も発売中。