里芋とひき肉の煮っころがし

里芋とひき肉の煮っころがし
  1. 9
    おいしそう!

料理紹介

私の母の実家は福井県大野市です。
母の実家から送ってきてもらった里芋は
と~ってもおいしいのです(*^▽^*)。

普通の里芋だと、皮をむいて下茹でぬめりを取って・・・
という作業をしますよね。
それはそれでとってもおいしいんですけども。

大野の里芋は皮つきのまま、煮込んで食べられるんです。
しかも、とっても美味しい!!
ギュッと旨味がつまって、実が締まっていて、ねっちりとしてるんです。

★材料

(4人分)

  • 大野の里芋

    500g

  • 合びき肉 

    100g

  • みりん

    大さじ3

  • 砂糖 

    大さじ1

  • しょうゆ

    大さじ4

★作り方

(15~30分)

  1. 1.

    鍋にひき肉を炒める。(油は不要)ひき肉の色が変わったら里芋を加え、水を里芋がかぶるくらいに入れる。

  2. 2.

    沸騰させ、アクをひいたら砂糖、みりん、しょうゆを加え弱火~中火におとして、コトコト煮る。

  3. 3.

    煮詰めていき、煮汁を絡めるように煮る。(味を見て調整ください)

  4. 4.

    煮汁がほどんどなくなったら出来上がり。
    ※通の里芋の皮をむいて使っても大丈夫です!

★ワンポイントアドバイス

さて。なんで大野の里芋がおいしいかというと・・・
里芋のおいしさの素は、栄養的にも優れている、あのぬめりです。

普段、里芋は
皮をむいてぬめりを落としてから調理することが多いのですが、
大野の里芋は、土がついたままの里芋を
水車の中に入れて、山からの清流を使ってゴロゴロと水洗いします。
すると、、土と表皮だけが取れた、
ぬめりはそのままの真っ白な里芋となります。 なので、
余計にぬめりを取ってしまうことがないんですね。
味付けを特に濃くすることなく、里芋本来の味を充分楽しめるので、
皆さまにも機会があったら是非お試しいただきたいです( ´艸`)。

料理家 平井一代さん

料理家 平井一代さん

料理が好き過ぎで、料理教室を主宰しています♪野菜が美味しいと幸せ。食べるのも好き、作るのも好き、人も好き。な私です。 料理家、フードコンサルタントとしても活動しています。