福岡県から東京・中野に移住してきた祖母が、東京では手に入らない食材を別の食材に置き換えて毎年家族に振舞ってくれたお雑煮であります。
★材料
(4人分)
昆布
大1枚
干し椎茸
4つ
鰹節
1カップ
丸もち
8個
鮭
2切れ
ぶり
2切れ
大根
10cm
人参
1本
ほうれん草
1束
鶏肉
100g
紅白かまぼこ
4切れ
ゆず
4かけ
糸みつば
1束
塩
適宜
みりん
適宜
醤油
少々
★作り方
(1時間以上)
1.
ぶり、鮭の切り身を半分に切り、両面に塩を多めにふり、1晩冷蔵庫で寝かせる
2.
お鍋に昆布、干し椎茸、水を入れて一晩おく
3.
大根、人参、ほうれん草も前の晩に茹でておく
4.
一晩置いた昆布と干し椎茸を入れた鍋を火にかける。沸騰直前で昆布と干し椎茸を取り出し、鰹節を入れる。中火で1〜2分鰹節を煮る。(だしが濁るので、絶対に激しく沸騰させない)
5.
鰹節を除去。出汁を弱火にかけ、鮭と鰤を入れ、加熱する。
鮭と鰤にふった塩から塩分がかなり出るので、いきなり調味料を入れず、鮭と鰤に火が通るのを待ち、味見をしながら塩、みりんを加える。
醤油は、ほんの少し。たくさん入れると色がついてしまうので、ほんの少し。
6.
続いて鶏肉を入れる。
大根、人参を輪切りにし、鍋に入れる。
だしをとった干し椎茸の軸を切り取ってだし汁の鍋に戻す。
7.
別の鍋に水と丸もちを入れ、中火にかける。沸騰する直前で弱火にして、お餅が柔らかくなるまで煮る。
8.
器の底に大根を敷き、その上に柔らかくなった餅を並べる。
鮭、鰤、人参、椎茸、かまぼこ、ほうれん草を並べ、最後にだし汁をかける。
9.
お好みで、ゆずや糸みつばを乗せて出来上がり。
だし汁をボコボコ沸騰させない。濁ってしまう。
だし汁に醤油を入れすぎない。
京都雑煮しか食べたことない、かつての夫に祖母直伝の博多雑煮毎年作ってとても喜ばれました。