ロシアの定番!塩漬け発酵キャベツ簡単だよ

ロシアの定番!塩漬け発酵キャベツ簡単だよ
  1. 8
    おいしそう!

料理紹介

ロシア料理に欠かせないКвашеная капуста(クヴァーシェナヤ カブースタ/発酵キャベツ)。
乳酸発酵させて頂くビタミン豊富な漬け物です。
飲む前に食べると二日酔い防止にもなるなんて言われています。

★材料

(5人以上分)

  • キャベツ

    2kg程度

  • 人参

    100~160g

  • 岩塩又はヨウ素の入っていない塩

    40~50g

★作り方

(30分~1時間)

  1. 1.

    キャベツは丸ごと洗って、外側4枚の葉を別によけておく。
    人参も軽く汚れを落とす様に洗っておく。
    両方水気を切っておく。

  2. 2.

    別によけた葉以外のキャベツと人参を千切りにする。
    スライサーや西洋おろし金を使うと短時間で完了します。

  3. 3.

    塩と2の野菜を良く混ぜ合わせる。

  4. 4.

    漬け込み用の容器の底に別によけておいたキャベツの葉2枚を敷き、3を詰める。
    上から残り2枚のキャベツの葉を乗せる。

  5. 5.

    4の葉の上からキャベツの重量の10%程度の重しをして18〜20度で2、3日保管する。

  6. 6.

    5の状態でキャベツが水分に浸かっている場合は重しを外す。
    冷暗所に移して2週間程発酵させ、好みの味に漬かるまで置いておく。
    漬け汁が白濁して酸味が感じられるようになってきたら発酵しています。

  7. 7.

    好みの味になったらそのまま、油とあえてサラダに、煮込み料理にとお好きな食べ方でどうぞ。

  8. 8.

    好みの味になったら冷蔵庫へ入れると発酵を進めずに保存出来ます。
    長期保存する場合は冷凍も可能です。

★ワンポイントアドバイス

作業時間は漬け込む前までの時間です。
漬け込みは5の後はお好みの味になった時点で適宜使い始めて下さい。
クミン/アニスや林檎/コケモモ等を一緒に漬け込んでも。

★よろこばレシピ エピソード

本当に簡素な塩漬け。
乳酸発酵して行く過程で調味料にもぐにもなる優れもの。
これが無いと味が出ないロシアのスープが有るので我が家の必須保存食。

越後屋さん

越後屋さん

ロシア料理と言われて何を思い浮かべますか? ロシア(シベリア)の人は森の民、森の恵みを最大限生活へいかしています 夏は+40度越え冬は氷点下50度以下の村で8年ちょっと帯同駐在していました。 帰任した現在はロシア人から教わって、ごちそうになってただいま大地の味を忘れない様日本で作っています。 広い国土のロシア、旧ソ連地域の料理も時おり登場します。